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商品全般に株式市場の乱高下に振り回される

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
多くのファンに支持されております。

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商品全般に株式市場の乱高下に振り回される

商品先物 有料マーケット情報
  • 2019/11/14
  • 齋藤
  • デイリーコメント

(東京原油・石油製品)
14日の東京原油・石油製品は海外原油の出直りを受け反発。原油期先4月限は前日比450円高の3万9010円、ガソリン期先5月限は同380円高の5万2520円、灯油期先5月限は同480円高の5万6230円。
円高進行の中、海外原油の反発を好感して東京原油は出直りをみせ、3万9000円台回復をみせた。ところで、朝4時前に米中の貿易協議難航の情報が流れ、海外原油が値を消したことで、東京原油も一時3万8600円まで値を崩す場面も。しかし、その後発表された米APIの在庫統計が意外に強い内容だったこともあり、再開した東京原油は改めて3万9000円を示現した。11時前にNYダウ先物が急伸したため、海外原油が急伸し、円安も進行。これを好感して東京原油は3万9150円を示現。しかし、昼前にNYダウ先物が一転急落すると、東京原油も値崩れをみせ、3万8900円割れをみせた。朝4時同様、NYダウに翻弄されていた。14時台に入ってWTIの上伸を好感して3万9000円台を回復。夜間取引ではOPEC月報と米EIAの在庫統計に注目。

(東京貴金属)
14日の東京金は円高とNY金の水準切り下げを受け反落。金期先10月限は前日比8円安の5113円、白金期先10月限は同12円安の3064円、パラジウム期先10月限は同30円高の5699円。
NY金は上伸したが、東京金は先取りして前日大きく買い進まれていたこと、円高進行もあり、反落している。9時台は狭いレンジでの小動きだったが、10時以降、ドル高を嫌気してNY金は値を崩すと東京金も下げ幅を拡大している。東京金よりも早く9時台から下げ幅を白金は拡大していたが、NY白金が売られたため。昼前にNYダウ先物が急落したため、NY金はプラス圏回復をみせたが、円高進行を嫌気して東京金は戻り切れず。昼以降、日経平均株価が下げ幅を拡大し、急落したため、NY金が一段と上伸し、東京金はようやく買い直された。

(東京ゴム)
14日の東京ゴムはしっかり。RSS期先4月限は前日比2.1円高の182.3円。
東京ゴムは手掛かり待ちの様相で、狭いレンジで推移していた。ただし、その他市場が膠着する動きをみせたこともあり、ゴム市場での打診的な仕掛けもみられ、10時半前にRSS先限は前日の高値を上抜く場面をみせた。ただ、日経平均株価が急落すると、東京ゴムの上げは一服。ただ、180円台を維持する底固い動きに変わりなし。

(東京トウモロコシ)
14日の東京トウモロコシは売り叩きを浴びて期先が急落。期先11月限は前日比240円安の2万3000円。
薄商いの中、シカゴ反落と円高を受けて下落している。前日、シカゴ安を先取りして上げ渋りをみせていたため、下げ幅は限定的だった。10時に再開したシカゴコーンは小反発も、東京は動意薄。昼に期先は売り叩きを浴びて下げ幅を拡大したが、一層、逆ザヤが進行している。支援材料を無視した展開が今週に入って続いているが、今後とも売り叩きを警戒すべき。14時過ぎ2万3000円割れを果たした。

(東京米国産大豆)
14日の東京一般大豆は値付かず。
シカゴ大豆は米中貿易協議の難航の情報をキッカケに引けにかけて値崩れしているが、テクニカルな売りを浴びて、弱基調に変わりなし。東京は値付かずで、用なし。

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