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利食い売りにゴムは小反落

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
多くのファンに支持されております。

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商品市場情報

利食い売りにゴムは小反落

商品先物 有料マーケット情報
  • 2018/05/02
  • 齋藤
  • デイリーコメント

(東京原油・石油製品)
2日の東京原油・石油製品は海外原油の急反落を嫌気して大きく売られる。原油期先10月限は前日比790円安の4万6280円、ガソリン期先11月限は同830円安の6万0360円、灯油期先11月限は同880円安の6万3600円。
海外原油は米国の原油増産と中東リスクの後退、さらにドル高を嫌気して急反落し、WTIは67ドル割れをみせた。それに合わせて、東京原油も一時、4万6000円を下回るなど、急反落となった。海外原油の清算値決定にかけての下げ幅縮小と円安を材料に、原油先限は安値から500円の戻りをみせ、夜間の取引を終えた。日中取引では円安にブレーキがかかったこと、弱気な米APIの在庫統計を受け、今夜発表される米EIAの在庫統計に対する警戒もあり、東京原油はジリジリと売り直された。朝方発表された米APIの在庫統計は弱い内容だったが、市場の反応はイマイチ。その分、米EIAの在庫統計で弱気な内容となれば、下げ渋りをみせた分、海外原油の下振れリスクも高まるとみる。14時以降、ドル高が再燃しており、そのため、海外原油は軟化し、東京原油はまた売り直された。米EIAの在庫統計に加えて、ドル相場の動きも目先は注視したい。

(東京貴金属)
2日の東京金はNY金の戻りを好感して反発。金期先4月限は前日比1円高の4606円、白金期先4月限は同2円安の3180円。
ドル高を嫌気したNY金の一段安を映して、東京金は続落し、4600円割れを演じている。ドル高と円安が東京金にとっては強弱材料が交錯することになり、朝方はしばらく4600円を挟む動きをみせた。10時台にドル高一服からNY金が戻り歩調をみせ、11時前に1310ドル台へ。それに合わせて東京金はプラス圏に転じた。ドル安はその後も進行し、昼以降、NY金の戻り幅が大きくなり、東京金は4610円台回復もみせた。米FOMC前の調整かたがた、ドル安・ユーロ高が進行したとみる。ただ、14時以降、ドル高が再燃したため、NY金は1310ドルを割り込み、東京金は上げ幅縮小へ。

(東京ゴム)
2日の東京ゴムは利食い売りに反落。期先10月限は前日比0.9円安の192.0円。
前日の急騰に対する高値警戒からの利食い売りで、夜間取引の東京ゴムは反落したが、期先は190円台を維持した。10時に入って上海ゴムの上昇がイマイチだったこともあり、前日急伸した東京ゴム市場での利食い売りが加速し、その後、あっさり190円を割り込み、夜間の安値更新となった。前日の東京急伸に見合うだけの上海ゴムの上昇とならなかったことに対する失望売りとみる。190円台を回復する動きを何度かみせたが、15時前にその戻りに弾みが付き、下げ幅を縮小していた。

(東京トウモロコシ)
2日の東京トウモロコシはシカゴ続伸と円安を映して続伸も、前日同様、上げ幅縮小している。期先3月限は前日比120円高の2万5570円。
シカゴ続伸と一段の円安を好感して、東京は夜間で続伸した。前日の日中取引では連休中のシカゴ急伸がなかったように高値から値を消していたが、その高値から先限で50円しか上昇しておらず、夜間の上伸も明らかに物足りないものだった。朝方は上げ足りない分、上げ幅を拡大したが、買いは長続きせず。2万5700円でのまとまった売りもあったが、前日同様、期先3月限の値崩れを嫌気して、先限は上げ幅縮小へ。前日に続いて、シカゴ急伸や円安に反応薄で、一層、割安な値位置を形成することに。期先3月限は昼以降、一段と値を消し、2日合計で100円しか上昇していないが、明らかに割安な値位置でもある。前週前半の強引な高値誘導があだになったともいえるが。

(東京米国産大豆)
2日の東京一般大豆は超閑散。期先2月限は前日と変わらずの5万円。
GW後半を前にして、一段と様子見を強いられる展開に。先限の売りと買いの気配値は2000円近くも離れており、これだけ乖離していると、バイカイしか成立しない。GW明けの人気回復も厳しいとみる。

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