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円安で東京金は続伸

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
多くのファンに支持されております。

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商品市場情報

円安で東京金は続伸

商品先物 有料マーケット情報
  • 2018/06/13
  • 齋藤
  • デイリーコメント

(東京原油・石油製品)
13日の東京原油・石油製品は弱気な月報を嫌気して一段安。原油期先11月限は前日比350円安の4万9090円、ガソリン期先12月限は同260円安の6万1990円、灯油期先12月限は同340円安の6万7010円。
弱気な月報が相次いで発表され、また米APIの在庫統計も弱い内容となり、東京原油の指標であるブレントが急落し、東京石油市場も一段安を演じた。東京の日中取引の再開前にWTI市場でストップロスの売りがヒットして、いきなり大きく値を崩した。円安が一段と進行していたが、WTIの値崩れを嫌気した投げが膨らみ、原油先限は夜間の高値から1000円以上の下げを演じた。ただ、4万8700円台は一時的で、その後は4万8900円台に戻りをみせ、下げ一服の様相をみせていた。10時台に入って円安がさらに進行したため、原油は4万9000円台を回復した。海外原油も次第に下げ幅を縮小したが、米EIAの在庫統計を前にした自律反発とみる。いずれにせよ、売りスタンスは継続し、米EIAの発表待ち。ただ、円安には要警戒で、石油市場でも米FOMC声明に注目。

(東京貴金属)
13日の東京金は円安を好材料にして小幅続伸。金期先4月限は前日比5円高の4597円、白金期先4月限は同26円安の3196円。
東京金市場は米FOMC声明待ちで、低調な商いとなった。その米FOMCを意識して米長期金利が上昇し、ドル高が進行。そのため、東京金は円安を材料に次第に買い進まれ、昼過ぎに夜間の高値を更新した。NY金はドル高を嫌気したが、下げは限定的で、東京金にとっては円相場のウエイトが前日同様、大きかったといえる。白金は円安に関係なく、下落しており、NY白金の一段安が圧迫要因に。NY期近7月限の整理商いが圧迫要因になっているが、円安のため、かろうじて3200円台を維持していた。

(東京ゴム)
13日の東京ゴムは海外安を嫌気して急落。期先11月限は前日比5.2円安の181.3円。
夜間取引は様子見ムードの中、マチマチだった。ただ、時間外の上海ゴムが急落したため、朝方から投げが殺到し、ここ最近の安値を更新し、183.4円の安値を示現した。その後、185.4円まで戻したものの、早々に売り直され、上海ゴムの急落を確認すると、10時台にストップロスの売りがヒットし、一気に180.0円まで急落。さすがに下値警戒もあり、買い戻しに下げ幅を縮小した。増産期序盤であるため、まだまだ下げ余地は残されているとみるべき。

(東京トウモロコシ)
13日の東京トウモロコシはシカゴ急反発と円安を好感して大きく買い直された。期先3月限は前日比430円高の2万4950円。
米農務省の強気の需給報告と小麦急騰を材料にしてシカゴコーンは急反発し、東京トウモロコシも夜間取引で反発した。前日、シカゴ急落でも円安に過剰反応をみせ、下げ渋っていたため、夜間取引での上げ渋りも仕方ないといえる。日中取引では一段の円安を好感して上げ幅をさらに大きくし、2万4970円を早々に示現。ただ、前日の東京はシカゴ急落に反応イマイチで、下げ渋りをみせていただけに、この急伸に対する行き過ぎも。再開したシカゴ期近7月限が3.80ドルに対する抵抗をみせ、反落したが、円安基調に変わりないため、トウモロコシ市場でも米FOMC声明後の円相場の行方に注目。米コーンベルトの生育に理想的な天候に変わりないだけに、今後のシカゴ急反落も警戒しておきたい。

(東京米国産大豆)
13日の東京一般大豆は全面安。期先2月限は前日比620円安の4万9580円。
再開したシカゴ大豆がドル高を嫌気して急落しており、ここまでシカゴ急落を無視した東京一般大豆だったが、当限の納会を前にした整理商いかたがた、急落を強いられた。期先はようやく5万円を下回ったが、米メモリアルデー前からシカゴ大豆は1ドルも急落しているだけに、まだまだ下げ足りないといえる。

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