フジトミ証券株式会社は投資サービスをはじめ、保険・環境関連サービスをご提供致します。

中東産原油は急伸し、5万7000円台へ

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

フジトミ証券株式会社 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在はフジトミ証券株式会社にて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
多くのファンに支持されております。

ピックアップコンテンツ

  • 個別WEBセミナー
  • Fujitomi market news
  • トレーダーズショップ
  • リモートサービス
商品市場情報

中東産原油は急伸し、5万7000円台へ

  • 2021/10/18
  • 齋藤
  • デイリーコメント

(原油・石油製品)
18日の原油・石油製品は大幅続伸し、日中取引で上げ幅拡大。ドバイ原油の中心限月3月限は前日比690円高の5万7080円、バージガソリンの中心限月4月限は同650円高の7万4890円、バージ灯油の中心限月4月限は同890円高の7万5690円。
夜間取引で海外原油は上伸し、円安も進行したが、東京のドバイ原油は支援材料に反応薄で、マチマチに。ここ最近の夜間取引で海外石油市場の強調地合いに反応せず、上値の重い展開を演じてきたが、同様の展開にをみせた。高値警戒からの買い手控えと、高額な証拠金が影響していると考えられる。さて、週明けの海外石油市場は続伸し、WTIの取引中心限月である期近12月限は82ドル台半ばまで急伸。納会を控えた期近11月限は83ドルの大台に乗せた。前週末の引けにかけて上伸した強調地合いの継続とみる。米国が外国人の入国緩和を打ち出したことで、ジェット燃料の需要拡大が期待され、週末の海外原油の上伸につながっていた。日中取引のドバイ原油は、上昇するものの、物足りない上昇をみせていた。それが10時以降に海外市場が上げ幅を拡大したことをキッカケに買いが先行し、12時前に5万7000円の大台の上伸した。12時過ぎにWTI期近12月限は83ドル台に上伸したこともあり、円安も重なり、ドバイ原油はさらに急伸している。WTI期近12月限の83ドルは通過点とみる。夜間取引では押し目や突っ込みあれば、買い拾っていきたい。13時以降、円高進行と海外市場の上げ一服もあり、ドバイ原油は上げ幅を縮小。ただ、14時以降、NYガソリンが一段と急伸したため、改めてWTIも買い直されたため、ドバイ原油も上伸へ。しかし、WTI期近12月限は83ドルに抵抗をみせたこともあり、ドバイ原油はまた売り直され、上値の重い展開に。

(貴金属)
18日の金標準は急反落し、引け間際に安値更新。金標準の中心限月8月限は前日比98円安の6464円、白金標準の中心限月8月限は同29円安の3820円。
金標準は週末の夜間取引から6500円を大きく割り込む急反落を強いられた。週末のNY金の急落が圧迫要因に。日中取引ではここまで支援材料になっていた円安にブレーキがかかったため、10時台に夜間の安値を更新し、6480円割れをみせた。昼以降、米長期金利が1.60%台まで上昇したこともあり、円安が急ピッチに進行。NY金の軟化よりも円安の進行が早く、金標準は12時半過ぎに6490円台を回復。ただ、米長期金利の上昇は金の売り材料になるため、買いの勝負も目先は短期勝負といえる。白金標準も円安を好材料にして昼以降、買い戻されている。円安進行の中、商品市場全般に迂闊には売れない状況が続いている。引け間際の円高やNY金の値崩れの影響で、金標準は売り直され、安値更新を演じるなど、ほぼ安値引けに。下げ幅を大きくしている。

(ゴム)
18日のゴムは薄商いの中、国内要因の悪化を嫌気して下落。中心限月3月限は前日比2.5円安の224.0円。
週末の時間外の上海ゴム安を嫌気して、週明けのRSS3号は下落して再開した。他市場への関心が高く、閑散な取引の中、資金シフトも影響し、軟調地合いを強いられていた。昼以降、上海ゴムが大きく買い直され、円安が進行と、原油も急伸するなど、外部の強調地合いを好材料にして下げ幅を縮小していた。ただ、国内のファンダメンタルズ面の悪さから売り直されるなど、買い妙味は乏しいといえる。引けにかけて売りを浴びるなど、先安懸念が支配的

(トウモロコシ)
18日のトウモロコシはシカゴ急伸とサヤを買う動きから大幅高。中心限月9月限は前日比680円高の3万8080円。
週末のシカゴコーンは大幅続伸したが、トウモロコシは玉次第でマチマチ。週明けに新甫発会する11月限を前にして、7月限の整理商いにおける手仕舞い売りを吸収する買いはなく、シカゴ急伸や円安を無視して大幅安を強いられた。このため、9月限の上昇はイマイチ。日中取引では値崩れしていた7月限が大きく買い直されたこともあり、9月限ではサヤを買う動きが再燃し、急伸を演じた。その後は円高進行もあり、サヤを買う動きは一巡へ。さて、新甫11月限が発会したが、9月限の上ザヤになる場面をみせるなど、先行き不透明。流動性の問題があり、11月限での仕掛けにはまだリスクが大きいともいえる。

一覧へ戻る

※当ページの内容はあくまで商品先物取引に関する情報提供を目的としたものですが、内容の無断掲載や引用等は固く禁じます。

ピックアップコンテンツ

  • 個別WEBセミナー
  • Fujitomi market news
  • 日本証券業協会
  • 証券・金融商品あっせん相談センター
  • リモートサービス