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上値重く、東京原油の上昇は限定的

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
多くのファンに支持されております。

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上値重く、東京原油の上昇は限定的

商品先物 有料マーケット情報
  • 2019/03/20
  • 齋藤
  • デイリーコメント

(東京原油・石油製品)
20日の東京原油・石油製品はしっかり。原油期先8月限は前日比250円高の4万5720円、ガソリン期先9月限は同150円高の5万7150円、灯油期先9月限は同280円高の6万1700円。
東京原油・石油製品は円安と海外原油の水準切り上げを好感して上伸している。注目の米APIの在庫統計はかなり強い内容だったといえるが、再開後のNY石油市場の下げをみると、支援材料になり切れず。東京原油の買いもイマイチで、夜間の終値水準から若干買い進まれただけだった。その後は円安が支援材料となり、昼には海外原油の戻りを受け、朝方の高値を更新している。ただ、海外原油の戻りや円安にブレーキがかかり、原油は小幅上伸にとどまった。引けにかけてWTIの戻りを好感し、原油は4万5700円台に水準を切り上げた。米EIAの在庫統計で同様の強い内容が示されても、上値が抑制されることになれば、海外原油はヤレヤレの売りを浴びて、1ドル以上の値崩れもありそうだ。かなり上値の重さを感じる内外の相場つきだった。

(東京貴金属)
20日の東京金は。金期先2月限は前日比13円高の4674円、白金期先2月限は同83円高の3070円。
東京白金とパラジウムは大幅続伸を演じ、金はそれに追随高の格好となった。それでも金はここ最近の高値を更新している。NY金の1310ドル台示現を好感して金は4685円の高値を付けたが、その後は上げ幅を縮小している。NY市場での整理商いが一巡した白金はパラジウムの急騰に追随して大きく買い進まれ、東京白金は3000円台に急伸している。パラジウムは昼前に5300円台に上伸し、それに追随して白金も上げ幅を拡大し、3080円を示現した。再開したNY白金・パラジウムが続伸しているためで、白金・パラジウムは押し目待ちに押し目なしの様相である。ひとまず、日本時間21日朝3時に発表される米FOMC声明を見極めたいが。

(東京ゴム)
20日の東京ゴムは期近中心に反落。RSS期先8月限は前日比3.2円安の192.0円、TSR期先8月限は同2.0円安の169.0円。
夜間取引でRSSが値崩れをみせていたが、引けにかけて大きく買い直され、結局、小幅高となった。ただ、その後の上海ゴムの時間外での下落もあり、朝方から東京は改めて値を消し、RSS先限は10時前に193円台に値を消した。10時に入って下げ幅を拡大し、期先7月限は190円割れへ。週明けの納会に向けてのサヤ滑りも意識した下落といえる。サヤ滑りを踏まえると明らかに売り方有利であり、時期的要因からの値崩れも仕方ないところ。売りスタンスは継続へ。

(東京トウモロコシ) 
20日の東京トウモロコシは強引に買い進まれ、上伸。期先3月限は前日比100円高の2万4230円。
シカゴコーンはマチマチで取引を終えたが、東京期先は買い方不在のため、夜間取引では下落している。日中取引でも様子見ムードが支配的。円安もあり、下げ幅を縮小したが、再開したシカゴはマチマチで、決め手不足は相変らず。休場明けの新規仕掛け待ちの様相だったいえる。13時半前に先限は段階的に急伸し、200円も上伸した。シカゴコーンは下落していただけに、かなり強引な上昇だったといえる。シカゴが下落すれば、反動安で2万4000円割れも。

(東京米国産大豆)
20日の東京一般大豆はバイカイで変わらず。期先2月限は前日と同じ4万9000円。
先限は依然として気配値がつかず、市場の空洞化が深刻化している。4月に入ってもバイカイの商状に変わりないとみる。出番なし。

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