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ドル高を嫌気してNY貴金属は総じて急落

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
多くのファンに支持されております。

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ドル高を嫌気してNY貴金属は総じて急落

商品先物 有料マーケット情報
  • 2019/02/12
  • 齋藤
  • 海外マーケット

(NY貴金属)
11日のNY金は反落し、1310ドル割れもみせた。NY金期近4月限は前週末比6.6ドル安(2日分合計で2.3ドル安)の1311.9ドル、NY白金期近4月限は同15.9ドル安(同10.7ドル安)の786.6ドル。
米長期金利が上昇し、ドルの全面高の様相となった。米中貿易交渉が再開され、楽観ムードが米長期金利を押し上げ、ドル全面高の様相をもたらしたとみられている。ドル高を嫌気して、1310ドル割れをみせたものの、NY株式市場の下落もあり、1310ドル割れでは値ごろ買いも台頭していた。ただし、米長期金利の上昇から戻りも限定的。テクニカル面では20日移動平均線を維持しているものの、これを下抜けると、1300ドルを試す一段安も予想されている。白金は800ドル台回復が売り場提供になっていた。

(WTI原油・NY石油製品・北海ブレント)
11日のWTI原油はドル高を嫌気して反落。WTI原油期近3月限は前週末比0.31ドル安(2日分合計で0.23ドル安)の52.41ドル、北海ブレント期近4月限は同0.59ドル安(同0.12ドル安)の61.51ドル。RBOBガソリン3月限は同2.72セント安(同0.66セント安)の141.92セント、NYヒーティングオイル期近3月限は同1.63セント安(同0.83セント安)の189.22セント。
新規の手掛かり難の中、ドル高を警戒した手じまい売りに反落し、一時、51.23ドルの安値を示現。前週末に発表された米ベーカー・ヒューズによる原油のリグ稼働数は増加していたが、週末は売り材料に評価されなかったが、週明けは再認識して、下押し要因に。米在庫統計に対する事前予想で、原油やガソリン在庫はさらに増加するとみられているが、イマイチ、売り材料に評価されなかった。目先は米EIAの月報待ち。

(CBOT大豆)
11日のCBOT大豆は急反落し、期近3月限は9ドルを試す値位置まで下落している。期近3月限は前週末比8.75セント安(2日分合計で7.25セント安)の905.75セント、期近5月限は同9.25セント安(同7.50セント安)の919.50セント。
前週末は米農務省発表を受けて、波乱含みの中、若干の上昇となったが、新規の買い材料が見当たらなかったのも確かで、週明けは知ったらしまいの手じまい売りが膨らみ、下げを強いられていた。米中貿易交渉が再開しているが、中国による米国大豆のさらなる大量成約は考えにくく、支援材料になれず。期近3月限の9ドルを維持するかどうか注目されている。

(CBOTコーン)
11日のCBOTコーンは小幅続落。期近3月限は前週末比0.75セント安(2日分合計で3.00セント安)の373.50セント、期近5月限は同0.75セント安(同2.75セント安)の381.50セント。
前週末の米農務省発表が期待外れの弱い内容だったこともあり、週明けの一段安につながっていた。世界の在庫が減少予想に反して増加したこと、米国の期末在庫は事前予想よりも需要後退を受けて多かったことなど、失望売りを誘う内容だった。週明けに発表された週間輸出検証高も事前予想下限を下回る内容となった。期近3月限は3.75ドルを壁にしており、一段安を警戒する声も多い。

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