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ドバイ原油は急反落

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

フジトミ証券株式会社 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在はフジトミ証券株式会社にて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
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ドバイ原油は急反落

  • 2021/10/19
  • 齋藤
  • AMコメント

(原油・石油製品)
19日の原油・石油製品は急反落し、日中取引で下げ幅拡大。11時時点でドバイ原油の中心限月である3月限は前日比1060円安の5万6020円、バージガソリンの中心限月である4月限は同1270円安の7万3620円、バージ灯油の中心限月である4月限は同590円安の7万5100円。
高値更新をみせていた海外原油は欧米取引時間帯に大きく値を崩した結果、東京のドバイ原油・石油製品も揃って急落を強いられ、ドバイ原油3月限は5万6000円割れもみせた。追加増産に動かないOPECプラスの産油国に対する世界的な増産圧力が高まりをみせる中、高値警戒からの利益確定売りに拍車がかかったとみられる。日本政府の増産要請の動きも値崩れのキッカケになっていた。また、在庫統計での米国の原油在庫が4週連続で増加するとの見通しも示され、圧迫要因に。日中取引のドバイ原油は値ごろ買いに支えられ、下げ一服。ここまで、急落すれば格好の買い場提供だったこともあり、そのパターンから値ごろ買いもみられたようだ。しかし、増産要請の高まりもあり、上昇基調に変化の兆しも伺えるだけに、これまでのようなお押し目買いや突っ込み買いの状況ではなくなりつつある可能性も留意したい。値ごろ買いで下げ渋りをみせていたドバイ原油だったが、海外市場の続落を無視できず、9時半以降、下げ幅を大きくし、10時前には夜間取引の安値を更新している。10時半以降、値ごろ買いの台頭で、ドバイ原油は大きく切り返しているが、買われ過ぎも警戒される。

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