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トウモロコシは続伸、天候リスクを買う動きはこれから

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
多くのファンに支持されております。

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トウモロコシは続伸、天候リスクを買う動きはこれから

商品先物 有料マーケット情報
  • 2019/05/16
  • 齋藤
  • デイリーコメント

(東京原油・石油製品)
16日の東京原油・石油製品は海外石油市場の上伸を好感して続伸。原油期先10月限は前日比760円高の4万5780円、ガソリン期先11月限は同800円高の5万6490円、灯油期先11月限は同780円高の6万2410円。
NY石油製品の急伸に追随してWTI・ブレントが買い直され、上伸した。NY株価の急伸を映して石油製品が急伸したとみられる。米EIAの在庫統計で、原油在庫は急増するなど、2017年9月以来の高水準を記録したものの、原油生産の減少もあり、原油在庫の急増は売り材料になり切れず。ただし、サウジリスクでブレント買い・WTI売りのスプレッドも目立っていた。再開後の海外石油市場は一段と上伸したが、その一方でNYダウ先物が急落しており、その株安もあり、海外市場の戻りにも10時以降はブレーキがかかった。一時、100ドル以上も急落したNYダウ先物だったが、その後の下げ幅縮小もあり、原油は昼に4万5890円まで上伸。ガソリン・灯油先限の1000円以上の大幅高もみられ、原油の買いを助長していたが、さすがに1000円以上は買われ過ぎとみられ、上げ一服へ。

(東京貴金属)
16日の東京金は。金期先4月限は前日比3円安の4553円、白金期先4月限は同47円安の2980円。
東京金はNY金が小幅上昇したものの、円高気味の為替が影響し、売り買いが交錯した。一方、東京白金はNY白金の急落と円高のダブルパンチで急落しており、予想通り、3000円割れを再び果たしている。日中取引では円高進行もあり、東京金は売り直され、下げ幅拡大へ。白金もドルベースの白金の一段安と円高のダブルパンチで、同様にさらに値を崩していた。昼以降、円安を好感して東京金は変わらずの水準まで戻したが、円高基調を考慮すれば、4550円以下は買い場といえず。まだ金の買いは手控えたい。白金は戻り売りスタンスで。

(東京ゴム)
16日の東京ゴムはRSS期先にかけ急伸。RSS期先10月限は前日比7.1円高の183.1円、TSR期先11月限は同6.5円高の165.6円。
時間外の上海ゴムの上伸を受け、期先から大きく急伸。9時に入って上げ幅を拡大し、RSS先限は189円台に乗せたが、上海ゴムの上伸を確認して10時過ぎに190円台に上伸。円高・株安が進行する中、期近限月の強調地合いに追随して期先は一段と買い進まれ、昼に192円台まで買い進まれた。期近から期央限月とのサヤ幅を考慮すれば、192円台が適当で、期先のさらなる上昇には、期近の一段高が要求される。生産国の輸出規制の動きが支援材料になっているが、いずれ増産期に入って急落するとみているが、現在はまだ戻り賛成。

(東京トウモロコシ)
16日の東京トウモロコシは日中取引に買い直される。期先5月限は前日比150円高の2万3590円。
夜間取引でシカゴコーンは3.80ドルまで急騰したが、東京は円高もあり、あまり反応しなかった。その後のシカゴの値崩れを嫌気して、東京は高値から300円安をみせた。日中取引では先限が戻りをみせ、再開したシカゴコーンの上伸もあり、早々に2万3400円台回復へ。ただし、円高から2万3400円台の買いはイマイチ。シカゴコーンが次第に上げ幅を拡大すると、プラス圏回復となった。シカゴコーンは3.76ドルまで急伸するなど、天候リスクを踏まえて大きく買い直された。シカゴの先高期待がかなり強いことが理解できる値動きでもある。夜間で上げ渋りをみせたことを考慮すれば、日中取引の戻りはイマイチ。昼過ぎに2万3600円台に値を跳ばしたが、踏み上げのためか。シカゴコーンの天候リスクを買う動きはこれからで、東京の上昇もまだまだこれから。

(東京米国産大豆)
16日の東京一般大豆は変わらず。期先4月限は前日比円の4万9000円。
シカゴ大豆の連騰がみられたが、東京は義務バイカイで変わらず。シカゴコーンの動きから目が離せないが、大豆独自の支援材料は見当たらず、今夜発表される週間輸出成約高次第で、シカゴは下振れも。東京は気配値の縮小が鍵。

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