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シカゴ穀物は反発

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
多くのファンに支持されております。

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シカゴ穀物は反発

  • 2020/10/20
  • 齋藤
  • 海外マーケット

(NY貴金属)
19日のNY金は、一時1920ドル台に急伸したものの、高値から大きく値を消し、清算値決定後には1910ドル割れもみせている。NY金期近12月限は前週末比5.3ドル高の1911.7ドル、NY白金期近1月限は同5.8ドル安の863.5ドル、NY銀期近12月限は同29.3セント高の2469.8セント。
欧州での新型コロナウイルス感染拡大を警戒した安全資産としての買いが増幅し、1910ドル台での強調地合いを続けていた。1918ドルを上抜くと、ストップロスの買いがヒットして、一気に1923.4ドルの高値を付けた。しかし、1920ドル台は瞬間的にとどまり、その後はまた1910ドル台で推移している。米国取引時間帯に入ると、NY株価の値崩れを嫌気して、銀や白金は高値から値崩れを強いられ、それに追随する格好で、金も上げ幅を縮小し、清算値決定以降、1910ドル割れを演じる場面もみせた。ただ、週明けに1900ドル台を維持したこともあり、取引水準の切り上げを期待する向きもあり、先高期待は回復しているともみられている。一方、株価の値崩れと実勢悪から白金は下落している。

(WTI原油・NY石油製品・北海ブレント)
19日のWTI原油は、狭いレンジで推移する中、清算値ベースで小幅安。WTI原油期近12月限は前週末比0.06ドル安の41.06ドル、北海ブレント期近12月限は同0.31ドル安の42.62ドル。RBOBガソリン11月限は同0.65セント安の116.23セント、NYヒーティングオイル期近11月限は同2.10セント安の115.81セント。
欧州での新型コロナウイルス感染拡大に歯止めがかからず、石油需要の悪化を警戒する状況に変わりなし。その一方、米国での追加経済対策に対する期待もあり、米国取引時間帯では買いが先行し、取引中心限月である期近12月限は41.46ドルまで一時上伸。ただ、NY株価の値崩れもあり、売り直され、再び41ドル割れへ。清算値決定にかけ、テクニカルな買いに41ドル台を回復。3営業日連続でWTIは清算値決定にかけて戻りをみせるなど、テクニカル要因の動きが目立っている。ただ、NY石油製品は追随して戻りをみせることはなく、逆に売り込まれたこともあり、清算値ベースでWTIは小幅安に。NY石油製品にリンケージしているブレントは下落しているが、やはり欧州での需要後退懸念も圧迫要因に。

(CBOT大豆)
19日のCBOT大豆は、反発するものの、前週末の下げ幅を取り戻すには至らず。期近11月限は前週末比5.00セント高の1055.00セント、期近1月限は同4.50セント高の1054.75セント。
米国取引時間帯の序盤に値崩れをみせ、期近11月限は10.50ドル割れを演じた。期待された中国向けの成約がなかったため、失望売りが下押し要因に。ただ、その後発表された週間輸出検証高が217万3521トンと、かなりの高水準だったこともあり、支援材料に。事前予想の上限は220万トンだったが、その予想自体が、かなり高い水準であり、好調な輸出需要を裏付ける内容になっていた。その一方、収穫進展を警戒して、前週末の下げ幅を解消する上昇にならず。シカゴ取引終了後に発表される全米平均の収穫進展率に対する事前予想平均は79%(前週61%)。収穫終盤戦となるため、今後、ポスト=ハーベストになるかも注目されている。

(CBOTコーン)
19日のCBOTコーンは、反発し、前週末の下げ幅以上の切り返しを演じている。期近12月限は前週末比2.75セント高の404.75セント、期近3月限は同3.00セント高の410.00セント。
前週末の下落がシカゴ大豆の急落に追随して下落したポジション調整の動きだったとの見方が支配的だったが、地合いの強さから早々戻りをみせることになった。米国取引時間帯の序盤に、また大豆の値崩れを嫌気して、マイナス圏まで値を消し、期近12月限は4.0075ドルの安値を付けた。しかし、4ドルの大台を維持しており、その後は大豆の出直りもあり、買い直されていた。さて、米農務省が明らかにしたデイリーベースの成約で、仕向け先不明として34.5万トン、メキシコ向けとして12.3万トン。仕向け先不明は中国との観測もあり、支援材料に。ただ、収穫進展によるハーベストプレッシャーも警戒されており、前週末の高値である4.09ドルには至らず。シカゴ取引終了後に発表される収穫進捗率で、全米平均に対する事前予想平均は57%(前週41%)。

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※当ページの内容はあくまで商品先物取引に関する情報提供を目的としたものですが、内容の無断掲載や引用等は固く禁じます。

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