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シカゴ穀物は全面安

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
多くのファンに支持されております。

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商品市場情報

シカゴ穀物は全面安

商品先物 有料マーケット情報
  • 2018/08/10
  • 齋藤
  • 海外マーケット

(NY貴金属)
9日のNY金はドル高を嫌気して売り直され、小反落。NY金期近12月限は前日比1.1ドル安の1219.9ドル、NY白金期近10月限は同4.6ドル高の834.1ドル。
金はボックス圏の展開となったが、米長期金利の低下もあり、1220ドル割れに抵抗をみせる場面も。ただ、ドル高・ユーロ安を受けて上値も重く、結果的に狭いレンジで推移している。中国の人民元安に対する警戒も。金の大口輸入国の通貨安水準に変わりなく、実需筋の買いを期待できる状況ではないとの見方が一般的。金以外の貴金属は戻りをみせ、白金は840ドル台回復も。パラジウムの急伸に合わせての追随高をみせたが、今回も840ドル台は売り場提供となり、値を消している。昨年8月は戻りをみせていた白金だったが、9月に入って期近10月限の整理商いで急落した経緯もある。白金の需要低迷の長期化や中国での宝飾用需要の低迷もあり、白金も金同様、買い材料が見当たらない。

(WTI原油・NY石油製品・北海ブレント)
9日のWTI原油は小幅続落。WTI原油期近9月限は前日比0.13ドル安の66.81ドル、北海ブレント期近10月限は同0.21ドル安の72.07ドル。RBOBガソリン9月限は同1.96セント安の199.99セント、NYヒーティングオイル期近9月限は同0.38セント安の211.19セント。
前日の急落に対する調整高もみられたが、欧州時間帯に入って買いが続かず。NYガソリンの軟調地合いが圧迫要因となり、結果的に戻り売りのタイミングとWTI・ブレントとも提供することとなった。ガソリン在庫の急増や需要の伸び悩みから、ガソリンは大幅続落へ。NYガソリン期近9月限のサヤが大きく買われており、その修正安も影響しての下落だったとみられる。ドル高・ユーロ安も売り材料になっていた。目先は米EIAの月報が注目されるが、週明け13日発表されるOPEC月報でサウジの減産の有無が確認されるだけに、週明けの月報に対する関心は高い。

(CBOT大豆)
9日のCBOT大豆は反落しているが、米農務省の生産高予想発表に対する懸念が高まっていたため。期近9月限は前日比6.75セント安の893.00セント、新穀11月限は同7.00セント安の903.50セント。
現在の作柄状況を考慮すれば、大豆の50ブッシェル台のイールドが指摘されてもおかしくはない。さて、人民元安が続いており、米国大豆の買い付けが予想以上に見送られる可能性も警戒され、下げ幅を大きくしたとみられている。まずは、米農務省の生産高予想待ち。

(CBOTコーン)
9日のCBOTコーンは反落。期近9月限は前日比2.50セント安の368.75セント、新穀12月限は同2.50セント安の382.50セント。
大豆や小麦の下落を嫌気して売られることになったが、前日の支援材料だった米コーンベルトの乾燥懸念は支援材料になり切れず。現時点での乾燥した天候が作柄に与える影響は極めて限定的なため。市場では週末に米農務省が発表する生産高予想に注目が集まっており、アナリストが予想する強気のイールド予想に対して、懸念も広がっていた。米農務省が毎週発表する作柄状況が極めて良好な水準であるため。もし、イールドが180ブッシェル台となれば、失望売りによる急落の可能性もあるというが、作柄状況を素直に評価すれば、180ブッシェル台でもおかしくはないため。

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