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シカゴ穀物、全面的に大幅安

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

フジトミ証券株式会社 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在はフジトミ証券株式会社にて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
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シカゴ穀物、全面的に大幅安

  • 2022/01/14
  • 齋藤
  • 海外マーケット

(NY貴金属)
13日のNY金は、利益確定売りに反落。NY金期近3月限は前日比5.9ドル安の1821.4ドル、NY白金期近4月限は同7.9ドル安の972.2ドル、NY銀期近3月限は同4.5セント安の2316.2セント。
注目の12月の米卸売物価指数は前年比9.7%の上昇で、高止まりしている。ただ、前日の米消費者物価指数同様、織り込み済みと評価され、市場の反応は限定的。ただ、その後、金はジリジリと水準を切り下げ、ストップロスの売りもヒットして1811.8ドルの安値示現へ。1810ドル台維持もあり、テクニカルな買いに1820ドル台回復をみせた。織り込み済みと評価ながら、3月の米利上げはさらに高まったとみられ、金市場での利益確定売りが促されたともいえる。原油や非鉄が反落しているが、高値水準を維持していることからインフレヘッジの買いも継続し、金の出直りにつながったようだ。白金は反落。980ドルが上値抵抗に。

(WTI原油・NY石油製品・北海ブレント)
13日のWTI原油は、反落するものの、NYヒーティングオイル続伸もあり、下げは限定的だった。WTI原油期近2月限は前日比0.52ドル安の82.12ドル、北海ブレント期近3月限は同0.20ドル安の84.47ドル。RBOBガソリン2月限は同0.67セント安の238.41セント、NYヒーティングオイル期近2月限は同1.43セント高の260.85セント。
暖房油の主要消費地である米北東部の気温低下が予想されており、暖房油の需要拡大観測を背景にしてNYヒーティングオイルは続伸している。その他石油市場は高値警戒もあり、上げ一服。WTIはここ数日、期近中心の上伸だったが、その修正もあり、期近限月の下げとなっていた。引き続き、オミクロン株の経済に与える影響は限定的とされ、原油の先高期待は根強い。清算値決定にかけてWTI期近中心に値を崩し、その後、安値更新もみせている。

(CBOT大豆)
13日のCBOT大豆は、急反落。期近3月限は前日比22.25セント安の1377.00セント、期近5月限は同21.50セント安の1386.75セント。
前日、期近3月限は14ドル台まで強引に買い進まれたが、結果的、その戻りは売り場提供になってしまったといえる。ブラジル南部やアルゼンチンでは降雨が前週からまとまった降雨がみられ、今後も雨模様の天候が続くという。それを無視して急伸した反動安で、高値から30セント近くも大きく値を消し、大陰線を形成している。前日発表された米農務省の各種発表で、大豆に関して南米の降雨を押しのけて、急伸する強い内容でなかっただけに、格好の売り場提供に。

(CBOTコーン)
13日のCBOTコーンは、南米の降雨を売り材料に大幅続落。期近3月限は前日比12.25セント安の586.75セント、期近5月限は同11.75セント安の589.00セント。
再開後から軟調地合いを強いられ、米国取引時間帯に入って一気に急落している。期近3月限は5.8525ドルまで急落し、その後、5.92ドルまで戻したが、また5.90ドル割れへ。前日の米農務省の各種発表はコーンにとって弱い内容だったことも、一段安につながっていた。南米のコーンの生育にとって受粉期を迎えるこれからが最も重要で、その前に降雨が続くことが生育に理想的である。期近3月限は軟調地合い継続も予想され、5.80ドル割れも警戒されている。

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※当ページの内容はあくまで商品先物取引に関する情報提供を目的としたものですが、内容の無断掲載や引用等は固く禁じます。

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