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シカゴ安を無視して東京トウモロコシは続伸

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
多くのファンに支持されております。

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商品市場情報

シカゴ安を無視して東京トウモロコシは続伸

商品先物 有料マーケット情報
  • 2019/03/27
  • 齋藤
  • デイリーコメント

(東京原油・石油製品)
27日の東京原油・石油製品は円安と海外原油上伸を受けて続伸。原油期先8月限は前日比440円高の4万5100円、ガソリン期先10月限は同480円高の5万5920円、灯油期先10月限は同360円高の6万1270円。
海外原油の上伸と円安を好感して、東京原油・石油製品は夜間取引から上伸し、原油は4万5000円台回復の動きをみせた。注目の米APIの在庫統計で、原油在庫は前週比190万バレル増となり、市場の減少予想に反する内容だった。石油製品在庫が予想以上に減少したため、発表後の市場の反応はイマイチ。再開したWTIは60ドル示現も、軟調地合いをその後、演じた。NYダウ先物の下落もあり、NY石油市場は下げを強いられたようだ。東京原油は当初、4万4900円台で推移していたが、WTIとブレントが改めて買い直されたため、原油は4万5000円台回復へ。ただ、日経平均株安によって円安にブレーキがかかり、東京原油の上値追いの買いにつながらず。WTIの60ドル台に対する警戒もあるため、買いを軽くして、突っ込みもしくは押し目を待ちたい。

(東京貴金属)
27日の東京金は円安を好感して続伸。金期先2月限は前日比10円高の4668円、白金期先2月限は同45円高の3052円。
NY金は一時、1320ドルを割り込むなど、急反落したが、円安進行を好材料に東京は買い進まれ、夜間では4650円台を維持していた。NY白金の上伸もあり、東京白金は3000円台を維持し、3050円台まで上伸する動きをみせた。ところで、NY金は1324.5ドルまで買い進まれた後、ドル高を嫌気してその後は上げ幅を縮小した。ポンド安を映したドル高とみられ、NY金の軟化を受け、東京金は上げ幅縮小へ。今夜の英議会ではメイ首相の進退問題に発展する可能性もあるため、注目。

(東京ゴム)
27日の東京ゴムは売り飽きムードから反発。RSS期先9月限は前日比2.1円高の185.8円、TSR期先8月限は同0.8円高の163.0円。
夜間では自律反発の動きをみせていたRSSだったが、時間外の上海ゴム安もあり、朝方は上げ幅縮小へ。円安もあり、プラス圏を維持していた。その後は売り疲れや売り飽きムードが高まり、上げ幅を拡大し、RSS先限で186円台に上伸。186.0円では200枚以上のまとまった買いがみられたが、一段と上伸にはブレーキもかかっていた。まとまった買いで下値固めの様相となったものの、上値追いの買いはイマイチだった。上値の重い展開から昼過ぎに186円を割り込んだ。まだ、戻り賛成とみられるが、戻り売りスタンスは崩せない。

(東京トウモロコシ)
27日の東京トウモロコシはシカゴ安に反応薄で、強引に買われる。期先3月限は前日比20円高の2万4730円。
米アイオワとネブラスカの大洪水を背景にしたシカゴコーンの急伸を想定して、東京は先取りする格好で連日、急伸していた。しかし、東京の先高期待に反してシカゴは下落。東京の思惑外れの反動安も仕方ないところだったが、その反動安をみせることなく、連日の強引な買いが継続してみられ、朝方、先限で2万4920円の高値を示現し、朝方の値位置から200円も急伸した。しかし、再開したシカゴコーンが続落しており、さすがにその後は高値警戒から値を消した。しかし、シカゴ安を無視した下げ渋りに変わりなく、昼以降、弱材料を無視して買い進まれた。13時過ぎにようやく先限はマイナス圏に沈み、反動安を余儀なくされた。再開後のシカゴコーンの一段安を加味すれば、強引に買い進まれた反動安から2万4500円割れでもおかしくはないが。ただ、その後、また買い直され、結果的に割高な値位置の解消につながらず。

(東京米国産大豆)
27日の東京一般大豆は変わらず。期先2月限は前日と同じ4万9000円。
当限が急落したが、先限は気配値がつかないため、夜間取引での義務バイカイにとどまっている。全く、出番なし。シカゴ大豆は月末の発表を控えて続落の見込みだが。

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