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シカゴコーン期近は大幅続伸し、ストップ高張り付き

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
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シカゴコーン期近は大幅続伸し、ストップ高張り付き

  • 2021/05/01
  • 齋藤
  • 海外マーケット

(NY貴金属)
30日のNY金は、清算値ベースで小幅続落となったが、その後プラス圏回復をみせるなど、狭いレンジでの取引に終始していた。NY金期近6月限は前日比0.6ドル安の1767.7ドル、NY白金期近7月限は同7.6ドル高の1205.2ドル、NY銀期近7月限は同21.2セント安の2587.3セント。
ドル高進行が圧迫要因になるとみられていたが、1760ドル台での値ごろ買いも多く、下げは限定的。米長期金利の低下が支援材料になっていたようだ。清算値決定後に1770ドルを示現するものの、上値抵抗になっていた。5月第一週は重要な米経済指標が相次いで発表されるため、また米長期金利が上昇する可能性も高く、5月を前にしての買いも短期勝負だったとみる。白金は反発しているが、金と対照的に清算値決定後に安値更新を果たすなど、上げ幅を縮小している。

(WTI原油・NY石油製品・北海ブレント)
30日のWTI原油は、急反落。WTI原油期近6月限は前日比1.43ドル安の63.58ドル、北海ブレント期近6月限は同1.30ドル安の67.26ドル。RBOBガソリン6月限は同2.75セント安の207.63セント、NYヒーティングオイル期近6月限は同4.01セント安の192.24セント。
前日65ドル台半ばまで急伸したWTI期近6月限だったが、週末は65ドルを上値抵抗にして、終日軟調な展開を演じていた。インドの感染拡大や5月からの産油国の増産など、弱材料がなかったかのように急伸した反動安を強いられ、米国取引時間帯に特に下押ししている。63.08ドルまで一時急落したが、63ドル台を維持したこともあり、その後は買い戻しに下げ幅を縮小。ただ、64ドル台回復には至らず。米国や中国の景気回復による石油需要の拡大を手掛かりに65ドル台までやや強引に買い進まれていたが、週明けにまた同様の思惑買いで65ドル台回復を試すかどうか注目されるという。来週は主要な米経済指標が相次いで発表され、また中国の原油輸入も示されるため、原油相場の値動きも荒くなりそうだ。

(CBOT大豆)
30日のCBOT大豆は、コーンの急伸に追随して急反発。期近7月限は前日比33.50セント高の1535.75セント、新穀11月限は同23.00セント高の1341.75セント。
引けにかけてコーン期近7月限がストップ高を示現したこともあり、大豆市場での打診買いが膨らみ、上げ幅を大きくし、ほぼ高堰水準で取引を終えている。大豆の米コーンベルトでの作付本番は5月中旬だけに、価格高騰による生産者の作付意欲の拡大も想定され、新穀11月限の上昇はイマイチ。また、中国によるまとまった成約がここ数か月、サッパリだけに、まだまだ波乱の展開が続くとみられている。

(CBOTコーン)
30日のCBOTコーンは、期近限月はストップ高を示現するなど、急伸している。期近7月限は前日比25.00セント高の673.25セント、新穀12月限は同15.75セント高の562.00セント。
取引中心限月である期近7月限は引けにかけてストップ高を示現し、本日、第一回受け渡し通知日を迎えた期近5月限は値幅制限が解消される中、値幅制限の拡大で適用されるな幅制限の40セント以上も急騰している。ブラジルの調査会社であるサフラスが、同国の二期作目のコーンの生産高が数10万トン程度の規模で下方修正されるとの見通しを示した。現時点で7070万トンを二期作目として予想しているが、ここから大幅な下方修正の可能性を指摘している。乾燥した天候によるイールド低下が影響しているとみられている。2020年度分としては1憶0410万トンの見込みだけに、二期作目の生産ウエイトが大きく、それだけに、供給不安が拡大している。米コーンベルトでも土壌水分不足気味で、今後2週間、まとまった雨が必要な時期とされている。新穀12月限は期近買いのヘッジ売りで上げ渋りをみせているものの、急反発を演じている。来週以降、米コーンベルトやブラジル南部の天候がより注目され、ボラティリティの高い相場が続くとみられている。

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※当ページの内容はあくまで商品先物取引に関する情報提供を目的としたものですが、内容の無断掲載や引用等は固く禁じます。

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