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商品市場情報

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
多くのファンに支持されております。

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海外マーケット(海外原油は急反発も、シカゴコーンは大幅安)

海外原油は急反発も、シカゴコーンは大幅安

(NY貴金属)
10日のNY金は、小幅続落。NY金期近8月限は前日比1.9ドル安の1801.9ドル、NY白金期近10月限は同1.0ドル安の845.9ドル、NYパラジウム期近9月限は同31.2ドル高の199.4ドル。
欧州取引時間帯に新型のコロナウイルスのリスクを警戒して1817.0ドルまで買い直されたが、NYダウが急伸したこともあり、米国取引時間帯に売り直され、1800ドル割れも。ストップロスの売りがヒットして1796.5ドルの安値示現へ。その後は株価の強調地合いから戻りも限定的で、1800ドルを挟む動きをみせていた。銀は非鉄続伸もあり、上伸し、金の支援材料になっていた。安全資産として割安な銀が買い進まれ、金市場では高値警戒からの手じまい売りもみられているが、上昇基調に変わりないとみられ、金の下値固めの様相を想定する声は多い。

(WTI原油・NY石油製品・北海ブレント)
10日のWTI原油は、NYダウ急伸を受け急反発となった。WTI原油期近8月限は前日比0.93ドル高の40.55ドル、北海ブレント期近9月限は同0.89ドル高の43.24ドル。RBOBガソリン8月限は同セントのセント、NYヒーティングオイル期近8月限は同セントのセント。
NYダウ先物の値崩れに追随してアジア取引時間帯に一段安を演じ、38.54ドルの安値を示現した。まさに株価に翻弄される展開に。戻り局面では、IEA(国際エネルギー機関)の月報で、世界の石油需要が前月予想を上方修正されたことも支援材料に。株安局面では無視されていた材料だけに、株価次第の展開だったことを鮮明にしている。WTIはまた40ドル台回復し、20日移動平均線をまた大きく回復している。しかし、米国の原油在庫が過去最高水準に変わりはなく、新型のコロナウイルスのリスクを警戒して、41ドルは強力な上値抵抗とみられている。

(CBOT大豆)
10日のCBOT大豆は、急落。期近8月限は前日比9.50セント安の887.00セント、期近11月限は同11.75セント安の889.75セント。
米コーンベルトの降雨予報を嫌気して売り込まれ、高値から10セント以上も下落する場面もみせた。米農務省が需給報告で示した米国大豆の7月の机上の生産高予想は41憶3500万ブッシェルで、6月の机上の生産高予想の41憶2500万ブッシェルを上回っている。発表後から次第に下げ幅を大きくしており、実勢悪が認識することに。

(CBOTコーン)
10日のCBOTコーンは、米コーンベルトの降雨予報を嫌気して急反落している。期近9月限は前日比12.50セント安の336.25セント、期近12月限は同13.00セント安の344.00セント。
注目の米農務省の需給報告で、米国の机上の生産高予想は150憶ブッシェルで、6月の机上の生産高予想の159憶9500万ブッシェルから大幅に下方修正された。イールドは178.5ブッシェルに据え置かれている。このため、期末在庫は33憶2300万ブッシェルから26憶4800万ブッシェルに下方修正された。発表後に新穀12月限は3.56ドル台まで戻りをみせたが、それまでの軟調地合いの解消にはならず。すでに、強い内容になることを織り込んでいたこと、現在の良好な作柄を反映したイールドの設定ではないため、支援材料にする向きは皆無で、米コーンベルトの降雨予報を嫌気して、その後売り直され、ほぼ安値引けとなった。本日のファンド筋の売り越しは推定3万5000枚。

エクスプレスコメント(米FRBの緊急利下げで東京金は一時下げ幅を縮小も売り場提供に)

米FRBの緊急利下げで東京金は一時下げ幅を縮小も売り場提供に

(東京貴金属)
16日の米FRBの緊急利下げで東京金は一時下げ幅を縮小も売り場提供に。11時時点での東京金期先2月限は前週末比82円安の5250円、白金期先2月限は同53円安の2637円、パラジウム期先2月限は同736円安の5740円。
週末のNY金は大幅続落の動きを見せていたが、週明けに米FRBの緊急利下げによってNYダウ先物が急落、米長期金利の低下、ドル安となりNY金は一時1574.8ドルまで急騰する動きを見せた。このNY金の上昇を受けて東京金も下げ幅を縮小する動きとなったが、東京は為替の円高もあって戻りも限定的となった。ただNY金は高値をつけてから上げ幅を徐々に縮小する動きとなり、先週と同様に急反発の場面では売り場提供となっている。東京金の期先は5321円の戻りとなったがその後は徐々に下がる動きとなり、10時過ぎにはNY金が1523.3ドルまで急落すると東京金は5196円まで下がった。世界的に新型コロナウイルスの拡大が深刻化し米国では非常事態宣言となっている。また株式市場が不安定な動きを見せており、先週と同様に安全資産での金買いより金市場からの資金の引き上げの動きが続くと見たい。

AMコメント(東京金は急反落)

東京金は急反落

(東京貴金属)
10日の東京金はNY金の急反落を嫌気して売られる。11時時点で金期先6月限は前日比44円安の6216円、白金期先6月限は同67円安の2835円。
NY金は買われ過ぎ懸念の台頭で急落し、東京も急反落している。何とか6200円台を維持しているが、戻りもイマイチで、週末にかけて6200円割れもありそうだ。あくまでも調整安とみるべきで、買いスタンスは堅持したい。日中取引では円高とNY金軟化もあり、東京金は6210円台に売り直された。1800ドル前後の下値固めとみれば、6200円割れも仕方ない状況にある。急伸していたNYダウ先物が値崩れをみせたことから、円高も進行し、東京白金は夜間の安値更新をみせた。

デイリーコメント(東京金はNY金の値崩れで6200円割れ)

東京金はNY金の値崩れで6200円割れ

(東京原油・石油製品)
10日の東京原油・石油製品は海外原油の続落で東京原油の期先は2万8000円割れ。東京原油期先11月限は前日比950円安の2万7900円、東京ガソリン期先12月限は同420円安の3万9550円、東京灯油期先12月限は同100円安の4万2860円。
前日の海外原油・NY石油製品が全面安の動きとなりWTIの8月限は40ドル割れの動きを見せ一時は39.27ドルまで下がった。世界的な新型コロナウイルスの感染拡大による石油需要の後退懸念によって値崩れとなった模様。東京原油・石油製品も海外原油の下落によって反落の動きを見せ、東京原油の期先は2万8090円まで下がる動きとなった。日中立会はWTIが反発する動きを見せ東京原油は寄付きで2万8400円台で推移したが、WTIがマイナス圏まで下がると、東京原油は2万8400円割れとなりジリ安の展開になると13時過ぎに2万8000円割れとなった。14時台にはWTIが39ドル割れとなり東京原油は2万7790円まで下がった。WTIは38.83ドルまで下がる動きを見せ、一段安の展開となっている。世界的な新型コロナウイルスの感染拡大リスクによる石油需要の減退懸念が再燃しており、海外原油は弱基調の動きとなっている。WTIは39ドル割れも通過点と見て、東京原油の一段安も警戒される。

(東京貴金属)
10日の東京金はNY金の値崩れで6200円割れ。東京金期先4月限は前日比75円安の6185円、白金期先4月限は同90円安の2812円、パラジウム期先4月限は同59円高の6680円。
前日のNY金は反落の動きを見せ8月限は一時1800ドル割れの動きとなったが清算値ベースでは1800ドルを回復した。NY金は買われ過ぎ警戒感からの反落となり、東京金の夜間立会もNY金の反落によって期先は6210円まで下がる動きとなったが、NY金の1800ドル台の回復でその後は6241円まで下げ幅を縮小する動きも見せた。日中立会は朝方からNY金が反発し1809ドルまで戻りを見せたが、9時過ぎから為替の円高とNY金の上げ幅縮小の動きを見せ東京金は6210円まで下がる動きとなった。12時過ぎにはNY金が1804.3ドルまで下がると東京金は更に下げ幅を拡大し6203円まで下がった。14時になるとNY金が再び下がり、為替の円高もあって東京金は6200円を割れて6176円の安値更新の動きとなった。NY金は1800.5ドルまで上げ幅を縮小する動きとなったが1800ドル台を維持する動きとなっている。まだ新型コロナウイルスの感染拡大の懸念は続くと見ており、金の強調地合いは続くと見たい。東京金は6200円割れとなったが、NY金と同様に強い動きは変わらずと見て押す場面は買い場と見たい。東京白金はNY白金が900ドル目前から急落し842.3ドルまで下がると東京白金は夜間で2829円まで下落した。その後、NY白金の戻りもあって東京白金は2863円まで戻りを見せた。日中はNY白金が朝方から反発し855ドルまで戻りを見せ日中の寄付きで東京白金は2861円まで下げ幅を縮小したが、その後に為替の円高とNY白金の上げ幅縮小もあって2806円まで再び下がる動きとなった。NY白金はNY金・銀の戻りに引っ張られる動きを見せたが、東京白金は為替の円高もあって下げ幅を拡大する動きとなった。実勢悪の状況でNY白金は改めて900ドルの壁を認識する動きとなってNY白金は今後は高いところは売られる展開も想定したい。東京白金も2900円から大きく崩れる動きとなっており需要の低迷の中で戻り局面では売り場になると見たい。

(東京ゴム)
10日の東京ゴムの期先は反落し一時155円割れ。期先12月限は前日比2.5円安の155.1円。
夜間立会の東京ゴムは続伸し期先は158.9円まで上昇した。日中立会はNYダウと時間外の上海ゴムの急落を受けて東京ゴムは寄付きにマイナス圏まで下落し156.4円まで下がる動きとなった。10時過ぎには日経平均株価やNYダウ先物の値崩れもあって東京ゴムは155.5円まで下げ幅を拡大する動きとなった。12時過ぎには更に下げ幅を拡大し155.2円まで下がり、14時台には日経平均の一段安もあって155円を割れて154.8円の安値更新の動きとなった。本日は上海ゴムの急落に引っ張られ高値から大きく崩れる動きとなった。7月6日の安値の154.9円を割れる動きとなり、国内需要の改善は厳しく強引に買われていた分の更なる反動安も今後警戒したい。

(東京トウモロコシ)
10日の東京トウモロコシの期先は反落。7月限は前日比130円安の2万3390円。
前日にシカゴ小麦の続騰もあってシカゴコーンは続伸の動きになり12月限は3.62ドルまで買われる動きとなった。東京トウモロコシの夜間立会はシカゴコーンの続伸に対して期先は2万3700円まで上昇しここ最近の高値更新となった。しかし日中立会では東京トウモロコシはマイナス圏となり2万3500円まで下がった。再開したシカゴコーンは小幅反落する中、為替は円高に進むと東京トウモロコシは下げ幅を拡大し10時半過ぎには2万3470円まで下がった。15時過ぎにも東京トウモロコシは下げ幅を拡大し2万3390円まで下がった。今晩は米国の農務省需給報告の内容次第となっている。事前予想では作付面積と収穫面積の引き下げられる予想となっておりシカゴコーンの上昇も期待されている。ただ作柄は順調な状況となっている事から需給報告で上昇は再び売り場になる可能性も想定したい。東京トウモロコシは2万3700円まで上昇したが、需給報告の結果次第で更なる上値も期待したい。

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