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アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
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海外マーケット(利益確定の動きにNY金は急反落)

利益確定の動きにNY金は急反落

(NY貴金属)
21日のNY金は利益確定の売りに急反落し、一時1200ドル割れもみせた。NY金期近12月限は前日比10.0ドル安の1201.3ドル、NY白金期近10月限は同4.0ドル安の832.9ドル。
ドル高・ユーロ安をキッカケにして週末要因の利益確定の手じまい売りが加速し、下げ幅を拡大することに。下落局面では来週25日、26日の米FOMCでの利上げも認識され、値崩れを促したという。米長期金利の上昇を無視して、ドル安・ユーロ高、そして、その他貴金属の急伸を材料にして、やや強引に買われ過ぎとの見方も出ていた。金の値崩れに合わせて白金も売られたが、パラジウムの小しっかりな展開が続いていること、非鉄の続騰がみられ、下げは限定的だったという。金は米FOMCを意識して、来週は神経質な展開が予想されているが、株価の強調地合いが続いていれば、その他市場の強調地合いに支えられ、1200ドル割れで目先の下値確認となる可能性も一部で指摘されていた。

(WTI原油・NY石油製品・北海ブレント)
21日のWTI原油は続伸も、波乱の展開となった。WTI原油期近11月限は前日比0.46ドル高の70.78ドル、北海ブレント期近11月限は同0.10ドル高の78.80ドル。RBOBガソリン10月限は同0.25セント高の201.71セント、NYヒーティングオイル期近10月限は同0.20セント安の222.60セント。
23日にアルジェリアで産油国会合が実施される。ここではイラン産原油の供給不安を前提とした協議が予定されており、増産体制を確認するとみられていたが、増産を打ち出す可能性は乏しいとの情報が流れ、原油は急伸へ。WTI期近11月限は71.80ドルまで急伸した。ただし、その情報に対する懐疑的な見方も出て。高値示現から1時間もしないうちに70ドル割れをみせるなど、波乱含みを強いられた。前日、トランプ米大統領のOPEC批判を展開し、OPECによる原油価格の引き下げを要求したこともあり、何らかの増産に対する姿勢を示すとの見方も出ていた。結果的にはWTI買い・ブレント売りのスプレッドで、23日の会合に対するリスクを負ったとみられている。10月から11月末まで、米国は日量110万バレルの戦略備蓄在庫の放出を決定しており、産油国に対する増産圧力になっているのも確かである。

(CBOT大豆)
21日のCBOT大豆は小反落。期近11月限は前日比0.50セント安の849.75セント、期近1月限は同0.25セント安の863.75セント。
連日の急伸に対する利食い売りに値を消したものの、引けにかけて買い進まれ、ほぼ高値引けとなっている。米コーンベルトでの9月下旬からの雨予報も出ており、収穫遅れのリスク要因として買いにつながったともみられている。ブラジルでの大豆の作付進捗率は1.9%(前年0.3%、平年0.3%)で、まだ始まったばかり。本日のファンド筋の売り越しは推定2500枚。

(CBOTコーン)
21日のCBOTコーンは買い戻しに続伸している。期近12月限は前日比5.25セント高の357.75セント、期近3月限は同4.75セント高の369.50セント。
連日の急伸を演じ、期近12月限は20日移動平均線を上抜いて取引を終えている。輸出需要の拡大が期待されており、週末要因のポジション調整の中で買い戻しを促していたという。米農務省はデイリーベースとして12万1700トンの成約が仕向け先不明であったことを公表していた。さて、ブラジルでのコーンの作付進捗率は24%(平年19%)と指摘されていた。本日のファンド筋の買い越しは推定1万2000枚。週明けには3.60ドルを試すか、それとも20日移動平均線で戻り達成の動きをみせるか注目されている。

エクスプレスコメント(《穀物》 米農務省の作付意向面積と全米在庫の要旨)

《穀物》 米農務省の作付意向面積と全米在庫の要旨

米農務省は29日(日本時間30日深夜1時)に2018年度の米国の作付意向面積と3月1日現在の全米在庫を明らかにしているが、その要旨は下記の通り。

(作付意向面積) 単位:百万エーカー
今回発表  予想平均       予想レンジ    前年度実績
コーン  88.026  89.420  87.550-91.000  90.167
大豆   88.982  91.056  89.900-92.600  90.142
全小麦  47.339  46.297  43.900-47.200  46.012

(3月1日現在の全米在庫) 単位: 十億ブッシェル
今回発表  予想平均    予想レンジ   前年同期
コーン  8.888  8.703  8.550-8.881  8.622
大豆   2.107  2.030  1.810-2.110  1.739
小麦   1.494  1.498  1.450-1.640  1.659

AMコメント(東京原油は続伸)

東京原油は続伸

(東京原油・石油製品)
20日の東京原油・石油製品は続伸。11時現在の原油期先2月限は前日比350円高の5万2120円、ガソリン期先3月限は同180円高の6万5730円、灯油期先3月限は同140円高の7万0270円。
強気の米EIAの在庫統計を好感してWTI中心に海外原油は急伸した。再開したWTI期近11月限は改めて71ドル台に水準を切り上げ、一段と上伸しているが、株式市場の強調地合いもあり、買いを助長しているようだ。東京原油は5万2000円台に乗せているものの、円高進行から5万2100円台の買いにはブレーキも。株価の強調地合いが商品市場の支援材料になっているだけに、NYダウ先物や上海株価の動向に注視したい。さて、東京は週末からまた3連休を控えている。連休中のリスクを警戒すれば、5万2000円台での上値追いの買いがひとまず見送りたいが・・。

デイリーコメント(東京金はNY金上伸と円安を好感して反発、白金は大幅続伸)

東京金はNY金上伸と円安を好感して反発、白金は大幅続伸

(東京原油・石油製品)
21日の東京原油・石油製品は海外原油安を受けて反落。原油期先2月限は前日比90円安の5万2080円、ガソリン期先3月限は同20円高の6万5930円、灯油期先3月限は同30円安の7万0200円。
トランプ米大統領のツイッター投稿で、海外原油が急落し、円安進行の中、東京原油・石油製品も反落した。ただ、円安進行が支援材料となって、日中取引では下げ幅を縮小している。昼にかけて円安がさらに進行したため、東京原油は5万1900円台まで買い直された。再開した日経平均株価も急伸したため、買い戻しが促されたともいえる。ただし、海外原油の下押し圧力は強まっており、連休を前した買いは避けたいところで、買っても短期勝負で対処したい。連中に開催される産油国会合で増産体制の強化が示されるかどうか見極めたい。

(東京貴金属)
21日の東京金はNY金上伸と円安を好感して反発、白金は大幅続伸となった。金期先8月限は前日比40円高の4370円、白金期先8月限は同55円高の3007円。
東京金・白金とも急伸し、いずれも日中取引で夜間の高値を更新し、上げ幅を拡大した。再開したNY金は前日の高値を更新したことで、さらなる取引水準の切り上げも連想され、連休前ながら、東京金での打診買いも目立っていた。昼前に一段と円安が進行し、再開した日経平均株価がさらに急伸したことで、円安がまた進行。NY金・白金の強調地合いも影響し、東京金・白金は一段の上昇を演じた、連休明けには東京金の4400円、白金の3050円も視野に入れた展開が予想されるが。ところで、金利を生まない金が買われているが、インフレヘッジとして認識され始めたフシも伺えるが、連休明けも注目したい。

(東京ゴム)
21日の東京ゴムはサヤ滑りを警戒して反落。期先2月限は前日比0.7円安の168.9円。
時間外の上海ゴムは続伸したが、すでに前日の日中取引で織り込んでおり、東京は朝方から上げ一服へ。本日は納会を迎えているが。納会後のサヤ滑りも警戒され、朝方から売り有利の展開に。上海株価の上げ一服もあり、上海ゴム安が影響し、東京ゴムは168円割れをみせ、前日の急伸に対する調整安を演じた。昼以降の円安・株高にも反応せず、それだけ順ザヤ拡大の中での下げ滑りが警戒されていた。新甫3月限が発会するが、連休明けも売りのタイミングを探りたい。

(東京トウモロコシ)
21日の東京トウモロコシはシカゴ続騰を受けて急反発。期先9月限は前日比340円高の2万3380円。
シカゴコーンの大幅続伸を好感して東京は急反発となった。前日はシカゴ高でもその後のシカゴ安もあり、売られた経緯もあり、その反動高を加味すれば、2万3500円を試す展開も予想された。再開したシカゴは一段と上伸したが、連休前で東京は買い手控えられ、上げ渋りの様相を続けた。円安もさらに進行したこともあり、東京トウモロコシは割安な値位置で取引を終えている。連休明けは、シカゴ市場の値崩れを想定して、売り攻勢も検討したい。米コーンベルトでの降雨による収穫遅れも懸念されているが、週末から週明けは収穫に理想的で、週明けのシカゴ安が想定される。

(東京米国産大豆)
21日の東京一般大豆は動意薄。期先8月限は前日と変わらずの4万3510円。
シカゴ大豆は連騰しており、円安も進行したものの、東京一般大豆は全くの動意薄。シカゴ急伸も一時的とみているフシも伺える。連休明けも東京は玉次第で見送りが無難。

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