株式会社フジトミは投資サービスをはじめ、保険・環境関連サービスをご提供致します。

商品市場情報

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
多くのファンに支持されております。

ピックアップコンテンツ

  • Fujitomi market news
  • トレーダーズショップ
  • TOCOMスクエア
  • リモートサービス
商品市場情報

商品市場情報

海外マーケット(シカゴコーンは2014年6月以来の高値水準に大幅続伸)

シカゴコーンは2014年6月以来の高値水準に大幅続伸

(NY貴金属)
14日のNY金は、一時1360ドル台に急伸するなど、大きく買い進まれたものの、その後、値崩れを強いられ、高値から20ドル以上も売られるなど、波乱の展開を演じた。NY金期近8月限は前日比0.8ドル高の1344.5ドル、NY白金期近7月限は同4.7ドル安の804.7ドル、NYパラジウム期近6月限は同23.3ドル高の1461.5ドル。
来週の米FOMCにおいて、やや電撃的な米利下げに対する思惑も広がっており、米長期金利の低下が影響して、金は一段と上伸へ。期近8月限の一代足でみると、2月20日の1361.5ドルを上回る1362.2ドルまで急伸したが、ストップロスの買いが相次いでヒットしたという。ただし、米長期金利が上昇に転じ、ドル高が一段と進行すると、金市場での手じまい売りが活発化し、清算値が決定したあとにマイナス圏まで下落するなど、高値から20ドル以上の値崩れにつながった。一気の急伸に対する高値警戒や、目先の目標達成感も伺える。前週末も米雇用統計発表後の高値から急落するなど、2週連続で週末に高値から大きく値を消す動きを続けることになった。18日、19日の米FOMCで利下げが実施されない限り、再度、1360ドル台示現は厳しいとの声も。白金は金の値崩れに追随して下落している。需要拡大期待の再燃で、連日、パラジウムは急騰しているが、需要悪化懸念の白金は対照的な動きをみせている。

(WTI原油・NY石油製品・北海ブレント)
14日のWTI原油は小幅続伸。タンカー攻撃に対する供給不安のリスク後退の中、WTIは冴えない値動きをみせていた。WTI原油期近7月限は前日比0.23ドル高の52.51ドル、北海ブレント期近8月限は同0.70ドル高の62.01ドル。RBOBガソリン7月限は同1.26セント高の173.25セント、NYヒーティングオイル期近7月限は同2.28セント高の182.94セント。
米国の原油の供給過剰が圧迫要因に。その一方、米国国内での需要改善期待から石油製品市場での打診買いがみられ、リンケージしているブレントは堅調地合いをみせていた。NYガソリンが清算値決定の前に大きく買い進まれ、WTIも値ごろ買いに急伸し、52.98ドルの高値を示現したが、買いは長続きせず、その後、値を消している。石油製品市場では米FOMCにも注目しているようで、米国での石油製品の需要を占う上での指標とみているようだ。来週以降、25日、26日の産油国会合に対する思惑によって、波乱の展開も予想されている。

(CBOT大豆)
14日のCBOT大豆は作付遅れ懸念から大幅続伸し、引けにかけて高値更新を演じていた。期近7月限は前日比9.25セント高の897.25セント、期近11月限は同8.50セント高の923.75セント。
大豆の主産地である米コーンベルト東部での週末の断続的な雷雨予報もあり、作付遅れもかなり深刻化しつつある。作付を断念するとの動きもあるだけに、大豆の供給に対する不安も高まり、ファンドの積極買いが続いている。期近7月限はようやく高値を更新し、9ドルを試す水準まで急伸したが、週明けにも9ドルを越えるとみられている。需給報告で米国大豆のイールドは据え置かれたが、次回の需給報告での大幅低下は避けられずとの見方が一般的に。

(CBOTコーン)
14日のCBOTコーンは大幅続伸し、期近ベースで2014年6月以来の水準まで急伸している。期近7月限は前日比11.25セント高の453.25セント、期近12月限は同7.50セント高の463.25セント。
コーンの作付がとりわけ遅れている米コーンベルト東部での週末の断続的な雷雨が予想されており、作付遅れが致命的となり、イールドのさらなる大幅な低下も警戒されていた。週明けの一時的に天候が回復するものの、週半ばから雷雨が続くと予想されている。過去、経験したことがない主産地の作付遅れに対する警戒が、11日の米農務省の需給報告以降、再燃し、ファンドの買いが活発化している。期近7月限は4.5725ドルの高値まで急騰したが、その後、週末要因の利食い売りに4.48ドル台まで下落したものの、引けにかけては4.50ドル台を回復するなど、買い直されている。市場の先高期待は根強く、5.00ドルの大台も十分射程圏に入っているとの声もすでに挙がっている。

エクスプレスコメント(週末レポート《貴金属》)

週末レポート《貴金属》

NY貴金属の相場場見通し

 NY金は14日、期近8月限の一代足の2月20日の高値である1361.5ドルを上抜き、1362.2ドルまで一気に駆け上がった。2019年に2度の米利下げが実施されるとの観測が広がったためで、買いが買いを誘う展開に。
しかしながら、欧州時間帯以降には、高値警戒からの手じまい売りが加速し、清算値を決定した後には高値から20ドル以上の下げをみせ、マイナス圏に沈む場面もみせた。
金はかなり上ヒゲの長いチャートを形成することになり、目先の高値確認の様相も伺える。週明けの下押しすれば、テクニカルな売りを誘うことになる。
さて、18日、19日に米FOMCが開催される予定で、ここで米利下げが実施されるか注目される。今回の利下げは見送られるとの見方が一般的ながら、サプライズ的に実施するとの声もあり、その結果次第で、市場に与える影響も大きくなる。
ただ、米利下げを期待してかなり強引に買い進んできたNY金は1360ドル台で目先の高値示現と考えたい。
2013年以降、NY金は1370ドル台を大きな壁にしており、それもあって、1360ドルでの高値警戒も高まるとみる。
高値から急落した分、米利下げが実施されれば、また1360ドル台に戻す可能性もあるだろうが、売り場提供と考えたい。
ここにきてパラジウムが急伸を続けているが、需要拡大が期待されているためだが、その需要後退が避けられない白金は追随高とはならず。NY白金期近7月限の整理商いは一巡しているが、将来的な需要悪化から長期的に戻り売りスタンスに変わりなし。

東京貴金属の相場見通し

 東京金は高値から急落するなど、4700円で目先の高値示現の可能性も高いとみる。18日、19日に米FOMC,19日、20日に日銀の金融政策決定会合が予定されており、金融市場の波乱の展開が想定される。
金市場をみるうえで、米長期金利の動向が大きなポイントになっており、週明けも目が離せない。ただし、4700円は売り場とみる。
東京白金はNY白金の上値の重さから戻り売り有利ながら、パラジウムの急伸もあり、売りは短期勝負。

AMコメント(東京金は急伸、米長期金利の低下を好感)

東京金は急伸、米長期金利の低下を好感

(東京貴金属)
14日の東京金は上伸。11時現在の金期先4月限は前日比23円高の4668円、白金期先4月限は同4円安の2848円。
米長期金利の低下を好感してNY金は急伸しており、再開したNY金は一段と上伸している。東京金も夜間の高値を更新して上げ幅を拡大したが、NY金のその後の軟化の影響で、高値から10円以上も値を崩す場面もみられた。来週の米FOMCを控えて、利下げ観測から金利はさらに低下することも十分考えられ、NY金の1350ドル台回復も予想されるだけに、東京金は押し目買いで対処すべき。

デイリーコメント(東京金はNY金の上伸を映して大きく買い進まれる)

東京金はNY金の上伸を映して大きく買い進まれる

(東京原油・石油製品)
14日の東京原油・石油製品は夜間取引で急伸も、高値から大きく値を崩している。原油期先11月限は前日比520円高の3万8650円、ガソリン期先12月限は同490円高の4万8770円、灯油期先12月限は同910円高の5万6230円。
オマーン沖でのタンカー攻撃を受け、東京原油は夜間取引早々から急伸しており、その後、3万9000円台まで大きく買われた。ただ、海外原油の高値からの値崩れを嫌気して、東京原油も1000円以上の高値からの下落もみられるなど、波乱の展開を強いられた。供給不安のリスクが大きく後退したためで、さらなるタンカー攻撃は考えにくいと市場ではみている模様。昼前からNY石油製品が上伸しており、それを好感してブレントが戻りをみせた。WTIは荷圧迫を警戒して上げ渋りをみせていたが、昼には一気に52.70ドルまで買い進まれた。NY石油製品の上げ幅拡大が大きく影響したとみられ、東京原油は3万8800円台まで一気に上伸した。その後は海外市場の上げ幅縮小に追随して軟化している。目先はIEAの月報に注目。
(東京貴金属)
14日の東京金はNY金の上伸を映して大きく買い進まれた。金期先4月限は前日比36円高の4681円、白金期先4月限は同12円安の2840円。
東京金は急伸し、日中取引では上げ幅を拡大したが、NY金が1350ドル台に急伸したためである。米長期金利の低下を好感してNY金が買い進まれているが、来週予定される米FOMCでの利下げ観測も金の買いにつながっていた。東京金は一時、高値から10円以上も下落したが、NY金の1350ドル台への急伸を受け、また大きく買い直され、昼前に4680円台を示現した。NY金は昼前に1351.7ドルの高値を示現したが、前週末の高値である1352.7ドルを上抜けるのは時間の問題とみる。

(東京ゴム)
14日の東京ゴムはマチマチ。RSS期先11月限は前日比2.6円安の202.0円、TSR期先12月限は同2.1円安の162.7円。
RSS期近限月は小しっかり。 期先限月は上海ゴムの続落を続落を嫌気して軟調地合いに終始しており、全般に蚊帳の外に置かれていたようだ。当限納会を意識する日柄になれば、期先のサヤ出世もある程度、期待されるが、期先10月限の210円が大きな壁になるとみる。引き続き、産地のオファー価格に注目したい。

(東京トウモロコシ)
14日の東京トウモロコシはシカゴ大幅続伸を好感して続伸。期先5月限は前日比180円高の2万5570円。
前日のシカゴコーンの急伸には反応薄だったが、その反動高を夜間取引からみせていたが、シカゴコーンの一段高もあり、夜間取引では2万5700円の高値を示現。日中取引では再開したシカゴコーンの一段の上昇から2万5770円まで買い進まれたが、その後、シカゴ新穀12月限の下落もあり、2万5700円台の上昇は一時的に。週末要因のポジション調整もあり、新穀12月限の軟化につながったとみられる。昼以降、一段と軟化しており、本日もシカゴ急伸に反応薄で、割安な値位置を形成したとみる。週明け発表される作柄状況は次回も弱い内容が予想されるため、週明けの一段高は短期的に売り場になる可能性もあるが、長期スタンスの買いはそのまま。

(東京米国産大豆)
14日の東京一般大豆は変わらず。期先4月限は前日と同じ4万9000円。
当限納会を迎えたが、当先とも気配値が成立せず、期先の義務バイカイに変わりなし。週明けに新甫6月限が発会するが、成立は厳しいとみる。

ピックアップコンテンツ

  •  
  • リモートサービス