米・大統領選挙まであと1週間
2016年11月01日
皆様、おはようございます。パソコン教室担当のワイワイです。
今日は、近日中のイベントからチェックしていきたいと思います。
まず、アメリカの現地時間の今日、1日から2日にかけて米連邦準備制度理事会(FRB)によるFOMCが実施されます。利上げの是非について話されるでしょうが、今回も利上げはないのではとの見たてが大方の予想です。
結果については、日本時間11月3日午前3時の発表予定です。
今週末金曜日には、米雇用統計の発表があります。事前予想では、失業率が4.9%、非農業部門雇用者数が17.5万人増との予想になっています。
今年のサマータイム最後の発表なので日本時間11月3日21時30分の発表予定です。
そして注目の米大統領選挙。
来週、11月8日にいよいよ本選挙投票日がやってきます。長きに渡る戦い。どちらに軍配が上がるのでしょうか。
と言う訳でここから1週間、マーケットを動かす重要なイベント連続しています。
FOMC
・利上げする
・利上げしない
雇用統計
・予想より良い
・予想どおり
・予想より悪い
大統領選挙
・クリントン氏
・トランプ氏
3つのイベントの想定できる結果を箇条書きにしてみましたが、最も影響力が大きいのが大統領選挙ですよね。世界中の人々が注目するビックイベントなので、その前に発表される2つのイベントは、余程のサプライズが無い限り、相場はこう着状態に陥りやすいのかも知れません。
こう着状態も考えつつ、いつものようにそれぞれのマーケットを見てみます。
米ドル円(くりっく365)-60分足
※チャートは『e-profitFX with株365』から
米ドル円は、10月20日から続く上昇トレンドラインをキープしています。現在下値支持線に近い値位置で推移しています。
先ほど前文でお話したように重大イベント前なので、こう着状態になった時のことも考えておきます。
仮に現在の水準でこう着した場合、目安となるのが前回高値と前回安値です。10月29日0時に付けた105.51円と10月31日6時に付けた104.40円がそれに当たります。
続いて日経225です。
日経225(くりっく株365)-60分足
※チャートは『e-profitFX with株365』から
昨日もお伝えした通り、日経225の上昇速度はやや減速気味です。だんだんと速度を落とし、フラット気味な値動きに変化しつつあります。
上昇トレンドから横ばいトレンドに変化したとても「角度の変化」がそれほど極端ではなくなめらかな変化となりますので、あまり違和感がありません。米ドル円よりもこう着しやすい展開だと言えます。
最後にゴールドです。
東京金 8月限-60分足
※チャートは『FITS-取引画面』から
金の上昇は2段階加速しての上昇となっています。勢いこのままキープできるでしょうか。
現時点の値位置からみると下には、前回安値から引いたサポートライン、2段階加速後のサポートライン、1段階目のサポートラインがありますので、今の上昇トレンドは厚く下支えされる形に見えます。
現在の水準でこう着すると仮定した場合、前回高値と前回安値がその目安となりますが、まずは今の上昇トレンドがキープされるかがポイントとなりそうです。
大統領選までの間、なにがあってもおかしくない相場ですので、変化があった時の対応策を可能な限り考えておいても損はなさそうです。
それでは今日から11月スタート。
今月もよろしくお願いします。
このコメントはパソコン教室担当者ワイワイの個人的な見解であり、残念ながら内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご了承ください。