商品先物取引 - 当社の証拠金制度 -

損失限定取引(スマートCX)

「損失限定取引(スマートCX)」とは?

スマートCX

 

   損失限定取引(スマートCX)とは、「ロスカット取引(一定の損失に達した場合に自動的に市場内で決済を行おうとする取引)」と、「ストップロス取引(ロスカット注文が取引証拠金の範囲内で成立しなかった場合に市場外で決済を行う取引)」を組み合わせた取引です。そのため、初期投資金額以上の損が発生する可能性がない取引(※手数料は損失額に含まれません)となります。
   収益の追求は、通常の商品先物取引と同様に行えます。
   取引の開始と同時に確実なリスク管理がセットになった新しい商品先物取引であり、特に初心者の方にお勧めの取引方法です。

 

 

損失限定取引(スマートCX)の概要

   買い(または売り)注文に先立ち、投資家の皆様にはロスカット※1を確実に実行するため「ロスカット水準※2」と「ロスカット限度水準※3」の価格及び証拠金額等について、商品先物取引業者と契約を締結していただきます。

 

スマートCXの運用例

 

(1) 上の図を参照下さい。金(標準)先物取引の買い建玉価格を4,000円、「ロスカット水準」を3,900円、「ロスカット限度水準」を3,700円とした例になります。
(2) 値上がりの予想に反して相場が下落し「ロスカット水準」の3,900円に達した場合には、それ以上の損失拡大を防ぐために「ロスカット取引」が発動します。通常はこの段階で取引は終了します
(3) 3,900円で「ロスカット取引」が成立しない場合には、市場の状況によって、3,900円を超えた値段から3,700円の間で注文が成立します。しかし極端な状況にない限り、より3,900円に近い値段で注文が成立し、取引は終了します。
(4) 「ロスカット限度水準」は最終防衛ラインです。仮に3,700円を下回っているのにロスカット取引が成立しないような状況だとしても、商品取引所が定めるルールに則って当該注文は3,700円を下回らない値段で成立し、取引を終了します。この場合、市場外において、当社が相手方となりお客様の建玉を処分致します(ストップロス取引)。そのため損失額は当初預託した証拠金額を上回ることはありません。

 

(※1)ロスカット 損失額が一定に達した場合に強制的に取引を終了させること
(※2)ロスカット水準 損失限定取引(スマートCX)で、建玉が損計算になった場合、一定額以上の損失の発生を防ぐ「ロスカット取引」を発動する価格水準
(※3)ロスカット限度水準 損失限定取引(スマートCX)で、価格がロスカット水準に達しても「ロスカット取引」が成立せず、なお気配値が建玉とは不利な方向に動き続けた場合、取引所が定めたルールに則ってロスカット取引を成立させる価格水準

 

損失限定取引と通常取引の比較

   当社では下表のとおり損失限定取引と通常取引に相違点があります。

 

  損失限定取引(スマートCX) 通常取引(SPAN®)
倍率 取引所指定倍率
(金の場合1,000倍)
取引所指定倍率
(金の場合1,000倍)
手数料 当社指定額
(金の場合21,210円)
当社指定額
(金の場合21,210円)
ロスカット制度
利益の限度 制限無し 制限無し
損失の限度 損失限定必要証拠金額の範囲内 当社必要証拠金額以上の可能性有り
建玉維持のための追加資金 不可 可能
1枚の証拠金 当社指定証拠金
(金の場合 550,000円)
PSR×1.2倍
(金の場合 216,000円)
証拠金の預託 現金のみ 現金、代用有価証券
新規建玉限月 期先2限月 全限月可能
取引の期限 最大で約4ヶ月 最大で約1年間
現物受渡し 不可 可能
取引銘柄 損失限定取引契約説明書(別表)に定める銘柄(※) 当社の取り扱い銘柄

(※)現在当社で取り扱っている銘柄は、東京金(標準・ミニ)、東京白金(標準・ミニ)、東京原油、東京ガソリン、東京灯油、東京一般大豆、東京トウモロコシとなっております。

(注)上記内容は平成23年9月30日夜間立会開始時点の比較になります。今後内容が変更になる場合があります。

 

スマートCXのここが知りたいQ&A

Q. スマートCXのロスカット限度水準はだれが、どのように決めるのですか?
A. 商品取引所が過去の値動き(ある約定値段から次の約定値段までの最大価格差)を参照しながらベースとなる変動率を決め、商品先物取引業者がそれ以上の額に設定します。このため限度水準は商品ごと、商品先物取引業者ごとに異なる可能性があります。
 
Q. スマートCXの証拠金は普通の商品先物取引よりも高いのですか?
A. 過去の最大価格差を基にロスカット限度水準を定めるため高くなります。証拠金を厚くお預かりすることは投資効率の低下に繋がりますが、リスク管理の観点からは投資家の皆さま、とりわけ初心者の方には取引の習熟にお役立ていただけます。
 
Q. ロスカット限度水準に達する前にロスカット取引が成立した場合、証拠金はどうなりますか?
A. 証拠金は取引の担保です。お預けいただいた額からロスカット取引で確定した損失額と手数料額を控除した額が取引口座に返還されます。但し、当社では証拠金に手数料額を含めておりませんので損失額が証拠金を超えることはありませんが、手数料額が返還額を超えてしまった場合には手数料額の不足分の請求が行われます。

 

当社で損失限定取引(スマートCX)をご利用するに当たっての留意点

(1) 証拠金は事前預託が必要です
(2) 手数料は損失額に含まれません
(3) 損失を限定する決済注文の履行を回避するために、証拠金を追加預託することはできません
(4) 通常取引と損失限定取引の併用はできません

 

 

商品先物取引に関するお問い合わせはこちらまでお願い致します。
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