商品先物取引 - マーケット情報 -

マーケット情報

国内マーケット

2012年05月17日 15時58分更新

東京石油市場

 17日の東京石油製品はガソリン中心に上伸している。ガソリン期先11月限は前日比730円高の6万3550円、灯油期先11月限は同270円高の6万5300円、原油期先10月限は同180円高の5万3050円。  東京石油市場は夜間取引からの低調な商いを日中取引が継続していた。NY原油は大きく値を消しているが、東京市場の反応はイマイチだったが、これは北海ブレントの動きを受けたためとみられる。その北海ブレントは時間外で軟調な地合いをみせ、時間外のNY原油の堅調地合いとは対照的。また、週末のG8サミットでの戦略備蓄放出の協議が実施される可能性もあり、仕掛けにくくなっている。夜間取引でここにきて原油の商いが乏しくなっているのが気掛かりでもある。NY原油は時間外で堅調地合いをみせているが、13時半以降に一段の上伸をみせ、14時台では時間外の高値更新の動きをみせており、東京ガソリンは14時半過ぎには朝方の戻り高値である6万3300円台まで買い進まれた。海外市場の戻りは15時を境に一巡しているが、東京は打診買いなどを受けて一段と買い進まれた。今晩発表されるスペインの長期債入札が目先は注目。  今晩のNY原油は一段安も想定したい。時間外では戻りもみせているが、自律反発の動きに過ぎないとみる。米国の8週連続の原油在庫の増加や過去最高の認証在庫、米国と中国の石油需要の低迷と6月のOPEC総会での生産枠拡大の動きなど、弱材料が目白押しである。週末のG8では、戦略備蓄在庫の放出も協議されるとの噂もあり、JPモルガンの巨額損失から取引規制の話もでるという情報もある。こうした中、原油を買う動きにはならず、週末から週明けにかけて90ドル台に沈むことになるだろう。もし、戦略備蓄の放出が実施されれば、90ドルを週明けに大きく下回るリスクもある。世界の原油の指標は現在、北海ブレントとなっているが、その目標根として100ドルが示されており、現在の値位置はまだかなり高い。

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東京貴金属市場

 17日の東京金は久しぶりの反発となった。金期先4月限は前日比50円高の4013円、白金期先4月限は同68円高の3765円。  東京金・白金とも反発している。但し、夜間取引では高値から急落する動きもみせており、不安定な動きから見送る向きも多かったといえる。NY金は1552.2ドルまで戻していたが、その後の時間外では1550ドルを壁にした動きをみせている。前日の安値である1526.7ドルは売り方の目標達成感でもあるが、その水準からアッサリ30ドル近く戻したことで、戻り一巡の観測もある。ギリシャの一部金融機関に対して、ECBが融資停止の動きもみせており、欧州全体の信用不安が一段と加速する可能性もある。今晩、スペインの長期債入札も控えて、買いにくい状況であることは明らか。1520ドル台からの自律反発も指摘しており、高値の売りを維持しつつ、短期勝負の買いも無難だったといえるが、その買いも手仕舞いつつ、様子をみる状況と考えたい。引き続き値ごろ買いは避けるべき。さて、本日午後2時にWGCが第1四半期の金の需給見通しを明らかにしている。世界の金需要は前年同期比5%減の1097.6トン、インドの需要は同29%減の207.6トン、中国の需要は10%増の255.2トンとなっている。インドの落ち込むが目立つが、宝飾用需要が152トン(19%減)、投資用需要が55.6トン(同46%減)となっている。インドの買い控えは第2四半期ではより低迷しているだけに、200トンを大きく下回るとみる。これは心理面での売り材料になるだろう。さて、14時半前からNY金は上伸し、14時半過ぎに1550ドル台を再現する動きをみせた。早出欧州筋の仕掛けとも考えられる。15時前には前日のNY金の高値を上抜く動きをみせた。東京も先限は15時前に高値更新をみせている。15時台に入ってNY金の勢いもなくなり、東京は上げ幅を小さくした。  今晩のNY金は自律反発の動きをどこまでみせるか注目される。1520ドル台というかねてからの下値目標でとりあえずの自律反発をみせ、前日は1550ドル台まで買い戻された。安値から30ドル近い戻りをみせたこともあり、戻り一巡との見方も可能である。ギリシャの一部金融機関に対してECBが融資を停止しているようで、予想以上にギリシャの破たんの可能性が早まる可能性もある。今晩はスペインの長期債入札も予想され、利回りのさらなる上昇で、欧州の信用不安にさらに拍車をかける恐れもある。従って、大勢の流れはまが弱いとみるべきだろう。ギリシャの再選挙は来月で、それまで信用不安が改善されるとも考えにくく、現在、リスクヘッジとして金を買う動きあみられない中、いずれ1500ドルを下回るとみる。この戻りで売られ過ぎも解消され、その後一段と売られるパターンがみえる。1504ドル前後に400日移動平均があるため、それを次の下値メドにして、戻りも安値から30ドル前後にとどまるだろう。

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東京トウモロコシ市場

 17日の東京トウモロコシはシカゴ急伸を映して大幅高となった。期先5月限は前日比620円高の2万2670円。  シカゴ続騰を受けて東京は急伸している。久しぶりにシカゴの上昇に沿った上げをみせたといえる。前日、シカゴ上伸にイマイチ反応薄だったが、その反動もあって買いを誘ったようだ。先限は安値から1000円近く戻しており、これで高値からの急落幅の半値戻しとなる。シカゴの習性を踏まえると、まだ戻り賛成ながら、この大きく戻した水準で新規に買いを仕掛ける状況にはならなかったともいえる。すでに弱気筋も売りを軽くしているためか、急伸局面も出来高はイマイチ盛り上がっていない。一般大豆が14時台に急伸する動きをみせたため、トウモロコシに連想買いがみられ、先限は2万26000円台を示現している。  今晩のシカゴコーンはファンド筋の買いによる戻りはまだ続きそうだ。期近7月限は20日、30日移動平均線を上抜いているが、新穀12月限の上抜けはこれから。ここまでの下落局面での戻りではその移動平均線を上抜いて、戻り一巡の様相をみせている。ちなみに、12月限の30日移動平均線は5.31ドル前後となっている。テクニカル指標であるパラボリックも陽転するなど、市場ムードは良好だ。しかし、2012年度の大豊作のプレッシャーが解消された訳でもなく、まだまだ大勢の流れは弱く、この戻りで売られ過ぎも解消され、逆にまた売りを浴びることになるだろう。中国の成約も2012年度が中心で、前日米農務省が公表した90万トンのうち、2011年度は18万トン足らず。従って、ファンド筋の買い戻しが一巡すれば、また豊作のプレッシャーから値を消すとみる。

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東京大豆 

 17日の東京一般大豆は引き続き期近続騰が期先の支援材料になり、総じて上伸している。期先4月限は前日比860円高の4万3450円。  シカゴは期近高・期先安となったが、前日の時間外取引の急落からみると、総じて大きく戻しており、東京の支援材料になっている。前日急騰した期近6月限は朝方反落していたが、その後また大きく買い進まれ、逆ザヤを拡大している。期近では商社筋の買い支えが高値誘導につながっている。先限は4万3000円台に乗せたものの、早々揚げは一服し、一時4万3000円割れもみせた。前日までの強引な切り返しに対する高値警戒もあり、買いの動きはイマイチだった。昼から期近8月限が1000円以上の上伸をみせ、期先の戻りに寄与していた。14時台のNY原油の上伸の動きも手伝って先限はようやく朝方の高値まで持ち直した。14時半には一段と上げ幅を拡大したが、朝方からこの水準でもおかしくはなかったといえるものの、序盤に買い場をうまく提供したともいえる。4万3500円では大量の売りが待ち構えていた。  今晩のシカゴ大豆は引き続き期近高・期先安の展開になるとみる。中国による大豆の輸入上方修正が今後とも期近限月の支援材料になるだろう。2011年度の輸入を300万トン引き上げ、5800万トンに修正しているが、6月の需給報告での中国輸入の上方修正を連想させる。一方、作付は急ピッチに進むとみられ、その進展によるプレッシャーで週末にかけて売りを浴びる公算も高いとみられる。従って再び逆ザヤは拡大する公算が高い。シカゴ新穀限月に限ってみれば、週末には作付進展が期待されるため、売りヘッジを浴びて、また13ドル割れも予想したい。

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東京コメ市場

 17日の東京コメは期先が続落。期先10月限は前日比170円の1万6000円。  先限は朝方、1万6000円割れもみせるなど、軟調地合いを継続していた。期近は納会を直前にして当限が急伸している。1万8000円を越える気配値には至っていないが、この急伸で期先は大台をまた回復している。他市場では戻りが目立っていたが、やや蚊帳の外に置かれていた。  週末の納会を控えて動意薄とみる。納会事情とその後の新甫発会の動きが注目されるころである。作付が本格化する中、作付面積や動向に対する思惑も台頭し、仕掛けにくい状況でもある。作付面積を知る上では6月末が締め切りとなる戸別補償制度の締め切りを待つ必要があるため、仕掛けにくくなる時期に入る。

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東京ゴム市場

 17日の東京ゴムは急伸して引けた。期先10月限は前日比8.5円高の273.6円。  夜間取引の強調地合いを受けて東京ゴムは一段と上伸している。NY原油安や株安をこなしての上昇となったが、他市場の低調な商いの中、特に大きく売られたゴム市場で値ごろ買いも入ったようだ。前日の夜間取引の一時的な値崩れで投げが台頭し、買い易くなったためといえる。早々に270円台に乗せたが、上げは一服も、他市場の緩慢な動きも手伝って出来高稼ぎの買いを誘い、昼には一段と水準を切り上げた。株式市場の切り返しが支援材料になったとみる。14時前にゴムは期央がCB発動するなど、出直りムードをより鮮明にしていたが、NYダウ先物の切り返しが影響したとも考えられる。他市場の強調地合いも好感され、ゴムは一段と上伸し、14時半過ぎには274円台に急伸している。期待された10円高の展開にならなかったが、それでも一段の上伸はお預けされたとみる。  タイの現物相場がキロ当たり100バーツまで下落しており、売り方にとっても介入警戒の値位置といえる。東京が下げのリード役になっていたが、売られ過ぎ警戒から大きく戻しており、これもタイの動きを警戒した買い戻しが中心とみられる。明日は週末だけに不透明な値動きも予想されるが、新規仕掛けは短期勝負で、日計りで。週明けのNY原油の動きがG8の内容次第で、大きく振り回される可能性もあるため。

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