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マーケット情報

デイリーレポート

2012年05月16日 (水)
原油・石油製品
2012年05月14日 (月)
2012年05月11日 (金)
トウモロコシ
2012年05月09日 (水)
2012年05月07日 (月)
原油・石油製品

2012年05月16日 (水) 08時01時更新

原油・石油製品
米中の需要低迷が顕著

 ドイツの第1四半期GDP・速報値と5月のNY連銀景況感指数の強気な数字を好感して、NY原油は95ドル台半ばまで急伸したが、ギリシャの総選挙再開を嫌気して、その後急落し、93ドル割れを試す水準まで急落している。
 NY日中取引後に発表された米APIの在庫統計で、原油在庫は前週比657.1万バレルも大幅急増している。日本時間午後11時半に発表される米EIAの在庫統計で、原油在庫は8週連続の増加の可能性がこれで強まっている。NY市場の認証在庫は過去2週連続で過去最高水準を更新しているが、その可能性もある。
 現在の在庫水準やギリシャの先行き不透明、欧州の信用不安の拡大を意識すれば、NY原油はいつ90ドルを割り込んでもおかしくはない。着実に水準を切り下げているが、週末には90ドルを試すことになるとみる。
 ギリシャの総選挙の運びから6月まで不安定な状況は避けられない。また、今晩発表される4月の米住宅着工が悪化すれば、下げに弾みを付けるだろう。
 米国・中国で世界の石油消費の3割以上を占めるが、米国はかねてから需要が低迷していた。中国もロイター通信調べで、4月の石油需要が3年振りで前年割れを記録したとしている。
 6月にはOPEC総会で生産枠の拡大も想定され、需要減・供給増の構図から、北海ブレントの100ドル割れもサウジアラビアのヌアイミ石油鉱物相は指摘しており、下降トレンドはこのまま継続するとみる。
 東京も戻り売りで対処すべきで、売られ過ぎ懸念で急速な戻りをみせれば、売り場提供になる。4月に続き、5月も売り有利の展開といえる。

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2012年05月14日 (月) 07時40時更新

値ごろ買いは禁物!?

 NY金は週末に1572.0ドルの安値を示現しているが、今年の安値をさらに更新するなど、地合い悪化が一層顕著となっている。
 ここ最近の金価格急落を踏まえて、アナリストの金の見通しも修正され始めている。
 英金融大手のバークレイズ・キャピタルは中国とインドの需要後退が影響し、2012年の金相場予想平均を当初よりも8%引き下げ、1716ドルとしている。
 ゴールドマンサックスは今後半年の金価格の目標は1840ドルで崩していない。6月19日、20日の米FOMCで、追加金融緩和が実施され、それを好感してNY金が安全資産の受け皿として金が大きく買い進まれるとしている。ただし、インドや中国の需要後退を反映していない。
 WGCも10日に投資用需要の拡大を背景にして12年連続で上昇するとの見通しを明らかにしている。WGCは今週、具体的な需要動向を明らかにする予定であるが、インドや中国の需要に対する見通しが注目される。
 さて、インドや中国の買い手控えは今後とも続きそうだ。中国は景気減速懸念が大きく影響するとみられている。インドでは輸入関税引き上げの影響とインドの通貨下落が買い控えに拍車をかけているようだ。この通貨安の進行で、ドルベースの金の急落も相殺する格好になり、インド国内での金価格は高止まりしている。
 NY金は前週末の1572.0ドルの安値を下抜けるかどうか目先の注目材料で、それを下抜ければ、一気に1590ドル台まで値を消す可能性も考慮したい。6月の米FOMCを意識するには日柄が十分にある。
 東京金も戻り売りスタンス維持。大衆筋の値ごろ買いが根強く、取組は増加傾向にあるが、根拠のない売られ過ぎを材料にしているだけで、逆張りの仕掛けの損失拡大を留意すべきである。順張りで今後とも対処すべきだろう。
 円売り介入も警戒されているが、週末のサミット以降とみている。

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2012年05月11日 (金) 07時43時更新

トウモロコシ
期待通りの急落

 米農務省は10日朝、需給報告を明らかにしているが、今回から2012年度のバランスシートが発表される。注目は米国の生産高と期末在庫であるが、生産高は実際の作柄調査を受けた発表でないため、机上の数字といえる。
 その生産高は147億9000万ブッシェルで、2月の農業フォーラムで示された142億7000万ブッシェルを大幅に上回る数字となっている。いうまでもなく、過去最高の生産高である。トレンドイールドは164.0ブッシェルだが、今回は順調な作付進展を踏まえて166.0ブッシェルのイールドを設定しており、これが予想以上の生産高になったといえる。
 このため、期末在庫は事前予想平均の17億0400万ブッシェルを大幅に上回る18億8100万ブッシェルとなっている。2011年度の期末在庫は500万ブッシェル上方修正され、8億5100万ブッシェルとなったが、その倍以上の在庫水準が次年度には想定されている。
 また、2012年度の世界の在庫も注目されていた。大幅増となっているが、ウクライナやセルビアなどの黒海周辺地域の生産の伸びがイマイチである。ウクライナの生産は2400万トンとみられ、前年度の2284万トンから増加するものの、作付面積が50%近く上昇する可能性だけに生産の伸びは限定的とみる。セルビアの生産高は700万トンで、630万トンからの増加幅は限定的である。
 従って、今後、世界ベースの生産高がさらに増加することになるとみるべき。
 明らかに弱気な発表で、シカゴは急落している。新穀12月限は5ドルを維持しているが、いずれ急落は避けられないだろう。
 4月からこの発表を意識して売り攻勢を指摘してきたが、仕掛け易い売り場提供の流れだったといえる。

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2012年05月09日 (水) 08時22時更新

急落はまだ始まったばかり

NY金は1600ドルを下回る急落をみせているが、下げるべくして下落しており、GW期間中からの下落には十分対処可能だったといえる。GW前から売りスタンスを指摘しているが、まだまだ買える状況ではない。
欧州の信用不安が急落のキッカケとされているが、インドの関税引き上げ撤回の動きがなかったことが大きかったとみる。
世界最大のインドの旺盛な重要が根底にあっての上昇トレンド形成だったが、そのはしごが外されたままでの上昇トレンド形成は困難であり、NYは一段と急落するとみるべき。インド政府は7日、関税引き上げは撤回せず、宝飾品に3月から適用していた消費税は撤回するとの方針を示している。しかし、インドの通貨安の影響の中、国内の販売価格はすでに高額であり、政策以前の問題で、購買意欲を失っている。
また、この急落でNY金は重要な節目である300日移動平均線を大きく下回っている。NY市場ではこのため、1525ドルを視野に入れた展開を模索する動きも出ている。
さて、東京市場では金の値ごろ買いが蔓延している。あくまでも値ごろであり、実勢を認識すべきである。
特にRSIが売られ過ぎだから買いを仕掛けるとの見方も根強いがこれは逆張りスタンスであり、RSIは手仕舞いの指標にすべきである。
AIJ投資顧問は逆張りで大損を計上しており、海外のファンドには逆張りの戦法はないだけに、無理は仕掛けは今後とも禁物。
売りスタンスは維持しつつ、今後とも戻り売りで対処。買い転換はインドの需要改善の動きしかない。

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2012年05月07日 (月) 07時39時更新

原油・石油製品
暴落必至

 連休明けの東京石油市場は軒並み暴落必至の状況といえる。連休中のNY原油・北海ブレントの暴落に加えて、連休明けの一段の下落も下げ圧力になるとみられる。
 週末6日に実施されたフランスの大統領選の決戦投票でサフコジ大統領の敗北がほぼ決定的となっている。また、ギリシャ総選挙でも現在の連立与党の得票率が約半分の開票の時点では40%以下にとどまっており、欧州の政局不安からユーロが1.3000ドルを大きく下回る動きをみせている。この政局不安でNY原油も下げに拍車をかけ95ドル台まで急落している。連休前と比較すれば、10ドル前後の急落となっている。
 NY原油は米雇用統計をキッカケに100ドルの大台を下回ったのは確かであるが、それまでの高止まりの動きに対する反動安といえる。
 米国での石油需要が長期低迷している中、原油在庫は高水準を維持し、NY原油の受け渡し対象となる在庫は過去最高を更新していた。一方、OPECは増産を強化しており、6月の総会では生産目標の引き上げも示唆されている。
 こうした弱気なファンダメンタルズを無視しての高止まりに反動が急落につながり、東京の暴落も必至の情勢である。
 連休前には欧州の政局不安から円高が進行し、ユーロ安から海外石油市場の急落も予想されたため、売りを推奨していたが、正解だった。本日の暴落はまだ序章に過ぎず、国内要因としてもGW明けの需要こいた後退が圧迫要因になるだろう。
 売りスタンスを維持し、まずは暴落を待ちたい。値ごろは通用しない。

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